米国ロチェスター大学のリバーキャンパス図書館が中心となって開発している次世代OPAC“eXtensible Catalog(XC)”の開発第1フェースが終了し、その報告書が公開されています。 XCは、デジタル資料・非デジタル資料をともに扱うことができ、ソーシャルタギング、FRBR化、他システムへのデータ共有機能等を予定しているもので、オープンソースとして開発されています。第1フェーズでは、プロトタイプを作成し、メタデータやサービスの要件を調査したり、ユーザの評価を分析したりしました。現在の第2フェーズでは、OCLCや米国議会図書館(LC)からも協力者を得て、他システムとの連携などを進めていくようです。この第2フェーズには、アンドリュー・メロン財団などから助成金がついています。 University of Rochester eXtensible Catalog Phase 1 Final