米Yahoo!がユーザーのログ記録の保持期間短縮を決めたことを受け、業界観測筋からはGoogleとMicrosoftも追随すべきだとの声が上がり、政府規制当局の圧力で来年には検索のゼロリテンション(保持期間ゼロ)ポリシーにつながるとの予想もある。 eWEEKが取材したMicrosoftのプライバシー戦略責任者ブレンドン・リンチ氏は、Microsoftにとってゼロリテンションポリシーは不可能だと言い、そんなことをすればLive Searchの品質低下といったさまざまな問題が起こると話した。 この問題はYahoo!が12月17日、検索エンジンで収集したユーザーのログ記録(ユーザーの検索用語、IPアドレス、デジタルで足跡をたどるcookie)の保存期間を現在の13カ月から3カ月に短縮すると表明したことで火が付いた。Yahoo!、Google、Microsoftの3社は、ユーザー情報が必要なのは質