観光客でにぎわう中華街=横浜市中区 【佐野憲太郎】東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まって、16日で2カ月がたった。みなとみらい線周辺は、ゴールデンウイーク中も東京や埼玉からの多くの観光客でにぎわった。繰り返し足を運んでもらえるかが、今後のカギになる。 みなとみらい線を運行する横浜高速鉄道(横浜市中区)によると、4月27日〜5月6日の連休中、横浜駅を除く同線5駅(新高島、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街)の利用客は昨年同期比で16・4%増え、約198万7千人だった。 中でも、終点の元町・中華街駅は31・2%も増えた。横浜中華街では飲食店に長い列ができ、横浜中華街発展会協同組合は「2割ほど人が増えた」という。元町ショッピングストリートの協同組合「元町SS会」の山田義人事務局長も「女性を中心に埼玉から来る人が増えている。休日は例年より2〜3割増えた」。連休後の