オープンソースCRM「SugarCRM」のコミュニティにいると、手の内を完全にさらけ出す開発手法がたいへん心地よく感じます。一切のストレスを感じないので、果たしてこれはちゃんと仕事としてマーケティングしていることになるのか?と変に反省したり・・・。 私は現在は日本におりますが、実は一日の大半をSugarCRMの英語コミュニティで過ごしています。「過ごす」というのはボーっとしているわけではなく、世界中のSugarCRMユーザをサポートしたり、新規コードを寄贈したり、バグ報告をしたりしてるわけです。24時間動いているコミュニティなので、たまに朝7時ごろから夜中の1時ごろまで入り浸ることがあります。 中でも面白いのは、年に数回、次期バージョンの仕様を皆でよってたかって議論するフェーズ。この議論は公開で行われ、決定した仕様も正式に発表されます。もちろん、実装方法も、実現時期もすべて明らかになります