日本におけるワンクリック詐欺の被害者は約101万人、被害累計額は156億円にもおよぶという。ブロードバンド推進協議会が実施した「オンライン詐欺に関するユーザー調査」にて明らかにされた。 このように急増するオンライン詐欺の実態把握と問題究明を目的に、同協議会は「日米オンライン詐欺の現状と対策〜米国スパイウェア対策と警察庁の取組み〜」を開催。警察庁生活安全局の安部真技官(情報技術犯罪対策課 課長補佐)が登壇、国内のオンライン詐欺の検挙状況と、警察庁の対策について述べた。まず安部氏はサイバー犯罪の検挙状況について説明した。ここでは、「平成18年上半期のサイバー犯罪検挙件数は1802件。前年同期比で11.8%増加し、半期の件数としては過去最大になった」と報告した。 サイバー犯罪でもっとも多かったのが詐欺で733件(40.7%)。このうちの8割強がインターネットオークション関連だという。次に多かった
![ワンクリック詐欺の被害累計額156億円! 対策はどうすればいい!? | RBB TODAY](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9c9879bfaa12734cc7e9d72558b126dc5bf928ed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.rbbtoday.com%2Fimgs%2Fogp_f%2F19698.gif)