成長性(売上高伸び率)ランキングでは、この1~2年で新たに集計対象(売上高100億円以上)に加わった“新顔企業”が上位を占めた。アイ・エックス・アイ(IXI)やSJホールディングス、ワークスアプリケーションズ、テレウェイヴという企業群だ。一方で、ランキングの常連だった昨年1位のニイウス(現ニイウスコー)は、結果的に販社モデルからサービスモデルへの業態転換につまずき、116位に沈んだ(成長性は56.1%→0.1%)。 1位のIXIは、GIS(地図情報システム)やマーケティング分野のコンサルティングを強みにする。元々はコンサルに依存した売り上げ構成だったが、付随するシステム構築やハード/ソフト販売にも進出することで、2005年度は高い成長性を実現したという。ただし、その効果が一服する今期の成長性は11.1%に低減する見通し。 2位のSJ(中核事業会社はサン・ジャパン)は、2003年の株式上場か
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