「ネット経由の漏えい対策は進んでいるが,紙経由の漏えいは穴だらけ。そんな状況もあり,発売から1年間で,製品への引き合いが急増している」。キヤノンマーケティングジャパンの大北 忠ITサービス企画本部ITサービスビジネス企画課チーフはこう感触を語る。 日経BP社のイベント「内部統制ソリューション展」では,情報漏えい対策製品の展示が多数みられたが,キヤノンマーケティングは,キヤノングループらしい製品を展示した。コピー機やプリンタに情報漏えい対策を施す「imageWARE Job Archive System」製品群だ。 目玉の1つは,プリンタやコピー機で打ち出された紙の流出防止機能。部門共有のコピー機にソフトやICカード読みとり機を組み込み,本人確認の機能を追加。これにより,本人以外がプリントされた紙を取得することを防ぐ。 また,コピーやファクス機能で読み取られた紙のイメージを保存し,OCR機能
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