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2021年2月13日のブックマーク (3件)

  • バイデン政権誕生で取り残される日本 「死刑賛成8割」を憲法から考える | 毎日新聞

    報道機関に公開された東京拘置所の刑場の「執行室」。中央下は踏み板=東京都葛飾区で2010年8月27日(代表撮影) 米国で死刑廃止を公約に掲げたバイデン政権が発足した。死刑の廃止・停止は国際的な潮流で、米国が死刑廃止国になれば、先進国で死刑制度が残るのは日だけとなる。しかし、国内ではなかなか議論が広がらない。そもそも死刑制度とは何なのか。人権の尊重をうたい、残虐な刑罰を禁止する憲法の観点から問題はないのか。憲法学者の木村草太・東京都立大教授と考えた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 死刑廃止の潮流と日の落差 米トランプ政権は1月、1人の女性に死刑を執行した。この死刑囚は幼少期に激しい虐待を受けていたこともあり、日でも話題を集めた。連邦政府による女性の死刑執行は67年ぶりで、政権交代目前だったことから「駆け込み」と国際的な批判を浴びた。 米国には連邦と半数以上の州に死刑制度がある。

    バイデン政権誕生で取り残される日本 「死刑賛成8割」を憲法から考える | 毎日新聞
  • 故・佐木隆三の描いた『身分帳』から辿る、旭川刑務所を出所した元殺人犯の衝突と挫折(西川 美和) @gendai_biz

    2月11日に公開される映画『すばらしき世界』は、佐木隆三の小説『身分帳』をもとに、13年の刑期を終えて出所した元殺人犯・三上正夫(役所広司)が、社会でもがきながら懸命に生きる様を描いた問題作だ。この度、原案となった小説『身分帳』が復刊するにあたって、監督を務めた西川美和が作品への思いを綴った――。 初めて佐木作品に触れて 『身分帳』のことは知らなかった。 その題名も知らなければ、言葉の意味も知らない。佐木隆三さんの作品の中に、そういうものがあると知ったのは、新聞紙面に訃報が載った時だった。 「佐木さんというと『復讐するは我にあり』が有名ですし、代表作とされていますが、私としては伊藤整文学賞を受けた『身分帳』が彼の真骨頂だと思っています。犯罪者を見つめる目が温かい。犯罪を犯した人を人間として理解しようとするスタンスが彼の犯罪小説を文学たらしめたと思います」(二〇一五年十一月二日/読売新聞)と

    故・佐木隆三の描いた『身分帳』から辿る、旭川刑務所を出所した元殺人犯の衝突と挫折(西川 美和) @gendai_biz
  • 長澤まさみ×西川美和監督「生きづらい世界で、言葉は凶器にも救いにもなる」(菊地 陽子)

    また、新境地である。映画『すばらしき世界』で、長澤まさみさんが演じたのは、元殺人犯の出所後の姿を番組のネタにしようと画策するやり手のTVプロデューサー・吉澤。一種のヒール役ではあるが、「ヒール役らしい正論を、誰に喋ってもらえればパワフルに輝いたインパクトを残せるかを考えたら、長澤さんしか思い浮かばなかった」と西川監督は語る。2人がお互いを意識したきっかけから、現場のエピソード、お互いの仕事ぶりに対する印象など。長澤さんは俳優ならではの観察眼で西川監督と映画の魅力を描写し、西川監督は、長澤さんとの心の交流について独特の視点で語った。 10代の時に見た監督の姿が忘れられない ――まずは、お二人の接点から教えていただけますか? 長澤 私が、たしか……まだ10代だったと思うんですが、映画賞の授賞式に出席して、会場のホテルを事務所の車に乗って出ようとしたとき、ふとエントランスの車寄せを見たら、西川さ

    長澤まさみ×西川美和監督「生きづらい世界で、言葉は凶器にも救いにもなる」(菊地 陽子)