京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、OracleやDB2などのデータベース連携や本番/準備環境のデータ比較が可能な「GreenOffice Directory」の新版をリリースした。 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2月28日、ID管理ソフト「GreenOffice Directory」の最新版Version 3.7を発表、3月28日より販売を開始する。マスター情報の比較やRDB連携などの機能を追加した。 GreenOffice Directoryは、複数のLDAP対応ディレクトリ間のアカウントやパスワードを管理、連携するための統合ディレクトリ管理ツール。Version 3.7では、新機能として準備環境と本番環境とでアカウントのマスター情報の変更個所やアプリごとのユーザー数の増減をリスト化する機能をサポート。システム本稼働前のデータ確認を行える。 また、専用のユー
多数のシステムを多くのユーザーが利用する企業ではユーザー管理やアクセス管理は複雑さを極める。人事異動があるたびにユーザー情報やアクセス権限設定の登録・変更・抹消をシステムごとに行う必要があるからだ。更に今後は「内部統制」の名のもとに証跡の確保をともなう厳しいID管理も求められるようになる。アイデンティティ管理はこうした運用管理負荷を低減し、かつ内部統制やセキュリティ/情報漏洩対策に寄与する仕組みとして、今ますます重要性を増している。今回はアイデンティティ管理の概要とツールの仕組みに焦点を当てて紹介しよう。 「アイデンティティ」は一般には「自己同一性」と訳され、自分が自分以外の誰でもない理由といったような意味で使われる言葉だ。IT分野では、個々のシステムへのアクセス権限がシステムユーザーの1人ひとりに適切に設定されていて、それが各システムへのログインIDやパスワードなどの認証情報あるいは人事
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