10月14日、オリンパスはマイケル・ウッドフォード氏を代表取締役・社長執行役員から解任すると発表した。5月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 14日 ロイター] オリンパス<7733.T>は、マイケル・ウッドフォード氏を代表取締役・社長執行役員から解任すると発表した。菊川剛・代表取締役会長が社長職を兼任する。ウッドフォード氏は、業務執行権のない取締役となる。 同社は社長解任について「ウッドフォード氏と他の経営陣の間で、経営の方向性・手法に関して大きなかい離が生じ、経営の意思決定に支障をきたす状況となった」と説明。同氏の下での経営体制では、2010年経営基本計画の実現が困難であると判断し、解任に至ったという。 マイケル・ウッドフォード氏は、81年に医療機器の営業としてオリンパス英国子会社に入社。2011年4月1日付で執行役員社長となり、6月29日の株主総会の決