ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で輸入大豆の価格が高騰していることから、豆腐メーカーの間では、国産大豆を使った商品を増やす動きが広がっています。 農林水産省によりますと、国内では食用大豆の76%を割安な輸入大豆に頼っていますが、ウクライナ侵攻のあと世界的に需給がひっ迫していて、国産大豆と輸入大豆の価格差は縮まってきています。 このため、国産大豆を使って豆腐を生産するメーカーが増えていて、埼玉県に本社があるメーカーは、去年9月から国産大豆を使った豆腐を、9種類から11種類に増やしました。 会社では、食料安全保障の観点からも海外への依存度を引き下げる必要があるとしていて、今後、国産大豆の供給の動向を見ながら商品の比率を増やす方針です。 「アサヒコ」の池田未央さんは「産地のリスクを分散しつつ、バランスよく使っていきたいが、今後は国産大豆の使用が増えていくと思う」と話していました。 このほか、
【ワシントン共同】米国で「KOMBU(昆布)」がじわりと浸透し始めている。深いうまみに魅せられた有名レストランのシェフらが創作料理に活用しており、肉や魚を食べないベジタリアン(菜食主義者)からの注目も集める。日本食関係者たちは、一般家庭への普及を目指している。 【写真】香港、15年連続で最大の日本食品輸出先 4千円ブドウも人気、安い韓国産追い上げ 米ワシントンのすし店で1月下旬に開かれた日本産食材の試食会。サケの昆布巻きや昆布だしのうどんに、星付きレストランのシェフたちが舌鼓を打っていた。おぼろ昆布や塩昆布の紹介コーナーも設けられ、調理の様子を「こんな食べ方もあるのか」と驚いた様子で動画撮影する参加者の姿も。 昆布が世界で注目され始めたのは15年ほど前からとみられる。老舗の昆布専門店、奥井海生堂(福井県敦賀市)などがパリで試食会を開催。透明感のあるだし汁や豊富なミネラルが売りで、最近は動物
2023年2月13日 田中 宇 間もなく開戦から1年がすぎるウクライナ戦争で、軍事的に最も重要なことは、昨年2月末の開戦日以来、ウクライナ全土の上空の制空権をロシアが握っていることだ。ロシア軍は開戦日の数時間でウクライナの空軍や防空施設の大半を破壊して制空権を奪取した。ロシア政府はその日のうちにウクライナ上空を飛行禁止区域に設定してICAOに通告した。それ以来、外国の民間機はウクライナ上空を飛んでいない。欧米の政府高官らがキエフなどウクライナを訪問する際は、すべて列車を使っている。露軍はウクライナ国内の列車運行を認めており、列車が最も安全な移動手段になっている。ゼレンスキーも昨年末の訪米時、列車でポーランドに出国し、そこで飛行機に乗り換えた。 (The Fog Of War Descends, Don't Expect This To Be Resolved Any Time Soon)
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