昨日12月4日、厚生労働省の担当官と面会し、驚愕の事態が進行していることを知りました。 今日は、社会的養護関係者に、また最も弱い立場にある子ども達を救う特別養子縁組に関心がある全ての人たちにむけて、この危機的な状況について解説したいと思います。 【養子縁組あっせん法】 2週間に1人の赤ちゃんが遺棄等で殺されている現状。予期せぬ妊娠や貧困等の理由で、我が子を手にかけてしまう状況を解決すべく、妊娠前から相談に乗り、出産時に育ての親に託す「特別養子縁組」。 昨年12月、野田聖子議員・遠山清彦議員・木村弥生議員・田嶋要議員等、超党派の議員の皆さんを中心にして、この特別養子縁組に関する「養子縁組あっせん法」が議員立法で成立しました。 養子縁組あっせん法は主に2つの柱でできています。 1つは許可制。人身売買的な事業者をキックアウトするため。 2つめは補助。許可した適切な事業者を補助し、養子縁組というセ