2014年8月28日のブックマーク (1件)

  • 国家は自由のためにある : 池田信夫 blog

    2014年07月27日00:35 カテゴリ 国家は自由のためにある きのうの記事の補足。「原子力村は悪だから、彼らの話は嘘だ」というように善悪によって真偽を決める呪術的思考は、人類の圧倒的多数派である。むしろ「価値判断と事実は独立だ」という思想が、西洋近代以降の新しいものだ。 これを「科学者がキリスト教会と闘って実証主義を確立した」と思っている人が多いが、それは歴史的には間違いである。近代の自由主義の起源は、宗教戦争を収拾するために宗派間の妥協として生まれた寛容の思想としての信教の自由にある。 ジョン・ロックとともにその元祖になったのが、スピノザである(当時はほとんど知られなかったが)。彼は書で「哲学は信仰と切り離すべきだ」とくり返し主張している。人々には自由に考え発言する自然権があるからだ。これは今では自明の話だが、17世紀のオランダでは危険思想とみなされ、彼は教会から破門された。

    国家は自由のためにある : 池田信夫 blog
    kuro_66
    kuro_66 2014/08/28
    "[すべての人々が同一の信念をもつことは不可能なので、最小限度の公理(「神は存在する」など)は教会が決め、政治問題は国家にゆだねて議会で決める民主制が望ましい。"