熱海市伊豆山地区に猛烈な勢いで流れ込む土石流をとらえツイッターに投稿された動画で、走って逃げる様子が映っていた消防隊員2人が取材に応じ「土石流はものすごい速度で、巻き込まれたら命を落とすと思い、全力で退避した」と当時の状況を振り返りました。 取材に応じたのは熱海消防署の消防司令の杉野巧さん(48)と消防司令補の上田洋さん(41)です。 2人は今月3日の午前10時28分に、伊豆山地区の住民から「向かいの家が土砂で埋まっている」という通報を受けて、ほかの隊員とともに出動しました。 杉野さんたちがすでに土砂に埋まっていた道路の手前で消防車を止め、周辺の住宅に入って人がいないのを確認していた時、上流から土石流が猛烈な勢いで迫ってきたということで、その瞬間が動画で捉えられていました。 画面の右下に映っている隊員が上田さんで、まず上田さんが上流から土石流が迫っていることに気付き、自分より上流側にいる杉
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