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ブックマーク / bijutsutecho.com (41)

  • 「ダムタイプ―アクション+リフレクション」展が東京都現代美術館で開催。インスタレーションで体験する、その視覚言語と思想

    「ダムタイプ―アクション+リフレクション」展が東京都現代美術館で開催。インスタレーションで体験する、その視覚言語と思想日を代表するメディア・アーティストグループ、ダムタイプ。その大規模個展「ダムタイプ―アクション+リフレクション」が、東京都現代美術館で開催される。展では過去の代表作に加え、新作やパフォーマンスアーカイブも展示。会期は11月16日〜2020年2月16日。 ダムタイプは1984年、京都市立芸術大学の学生を中心に結成。バブル経済の表層性のなかにあった「情報過剰であるにも関わらずこれを認識できていない(=ダム、dumb)状態」を敏感にとらえ、鋭い批評性を持って活動を展開した。台詞を排し、装置、映像、音、そしてパフォーマーの身体によって作品を構成した彼らは、ポスト・ヒューマンのビジョンを世界に先駆けて表現したパイオニアとも言える存在だ。 95年には、中心的な存在であった古橋悌二が

    「ダムタイプ―アクション+リフレクション」展が東京都現代美術館で開催。インスタレーションで体験する、その視覚言語と思想
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2019/08/28
    “新作を含む6点””象徴的な舞台装置を再現した《pH》や、ジェンダーやエイズ、セクシュアリティなど社会が抱える問題を正面からとらえたパフォーマンス《S/N》のために制作された《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》など”
  • 光の演出は何を生み出したか。仲山ひふみ評 「クリスチャン・ボルタンスキー─Lifetime」展

    「クリスチャン・ボルタンスキー─Lifetime」展(国立新美術館、2019)展示風景より、《白いモニュメント、来世》(2018) 撮影=山倫子 写真提供=朝日新聞社 光とあざとさ 剥き出しになって黒く垂れ下がる電源コードとカバーの取り外された大きめの電球。いかなる写真が素材として選ばれようともほぼ必ず付加されるこうした額縁代わりの、ほとんど「あざとい」と形容したくなる「演出」の力によって、クリスチャン・ボルタンスキーの芸術作品のイメージとしての強度は担保されている──あたかもクリスマス・イルミネーションのように。そこでは日常の空間とそこに属す平凡な事物たちが、その物理的な性質を変化させることなく「聖なるもの」に格上げされる。「日では過去最大規模の回顧展」と謳われた展においても、彼のそのような作家的特質は遺憾なく発揮された。プレス資料によれば会場のインスタレーションはボルタンスキー自

    光の演出は何を生み出したか。仲山ひふみ評 「クリスチャン・ボルタンスキー─Lifetime」展
  • 身体をめぐる切実な希求がかたちになるとき。中村佑子評「塩田千春展:魂がふるえる」

    不確かな旅 2016/2019 鉄枠、赤毛糸 サイズ可変 Photo by Sunhi Mang 画像提供=森美術館 Courtesy of Blain|Southern, London/Berlin/New York 疎外された生の回復  赤い糸がからまりあい空間全体を満たしている。その糸を一身に集めるようにすっと、舟が何艘か床にうち置かれている。舟と舟は交わらないが、そこから伸びる糸は無数につながりあっている。 私たちはこの世界に、ひとり一人が孤独な衛星のように生み落とされているが、つねに何かとつながっている。それは人間世界の関係性というだけでなく、数万光年隔たった新星の爆発かもしれないし、意識という限定的なものの外部でネットワークをつくっている細胞たちとの密かな対話かもしれない。巨大なものと微小なもの、目に見えるものと見えないもの……。私たちは網の目のような「世界」に絡めとられながら

    身体をめぐる切実な希求がかたちになるとき。中村佑子評「塩田千春展:魂がふるえる」
  • 彫刻とジェンダー、美大の状況。 アーティスト・笠原恵実子インタビュー シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(6)

    彫刻とジェンダー、美大の状況。 アーティスト・笠原恵実子インタビュー シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(6)世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第6回では、西洋を起源とする制度や二元的思想への疑問を発端に作品制作を続けてきたアーティスト・笠原恵実子に話を聞いた。 構成=杉原環樹 神話的な身体性への疑い

    彫刻とジェンダー、美大の状況。 アーティスト・笠原恵実子インタビュー シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(6)
  • ピナ・バウシュの師匠、クルト・ヨースの傑作。反戦テーマの『緑のテーブル』が奇跡の再演へ

    ピナ・バウシュの師匠、クルト・ヨースの傑作。反戦テーマの『緑のテーブル』が奇跡の再演へ天才舞踊家ピナ・バウシュの師匠でもあるクルト・ヨースが振付を手がけた幻の傑作「緑のテーブル」。その待望の再演が、2019年3月30、31日の2日間、東京芸術劇場で行われる。 『緑のテーブル』より 天才舞踊家ピナ・バウシュの師匠であり、ダンサー・振付家として世界的に知られるクルト・ヨース(1901~79)。その代表作のひとつである『緑のテーブル』が、14年ぶりに再演される。 ドイツ人のヨースは戦前、ナチスからユダヤ人の作曲家フリッツ・コーエンとの絶縁を命じられ、それに叛いたことをきっかけに祖国からイギリスに亡命。戦後になりドイツに帰国し、フォルクヴァンク芸術大学でピナ・バウシェをはじめとする多数のダンサーの育成に心血を注いだ。 クルト・ヨースと、『緑のテーブル』にて“老母”を演じたピナ・バウシュによる稽古風

    ピナ・バウシュの師匠、クルト・ヨースの傑作。反戦テーマの『緑のテーブル』が奇跡の再演へ
  • 「このどうしようもない世界を笑いとばせ」。謎めいたイメージに社会批評を込めた画家・福沢一郎の展覧会が東京国立近代美術館で開催

    「このどうしようもない世界を笑いとばせ」。謎めいたイメージに社会批評を込めた画家・福沢一郎の展覧会が東京国立近代美術館で開催1930年代の日にシュルレアリスムを紹介し、前衛美術運動のリーダーとして活躍した画家・福沢一郎。社会批評を表現し続け、ときにユーモアを交えながら社会の矛盾や人々の愚かさを諷刺した多彩なその画業を、約100点の作品で振り返る展覧会「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」が、東京国立近代美術館で開催される。会期は3月12日〜5月26日。 2018年に生誕120年を迎えた画家・福沢一郎(1898~1992)。シュルレアリスムを日に紹介し、戦時中には弾圧を受けながらも、晩年にいたるまで社会を批評する絵画を描き続けた。その画業を約100点の作品で振り返る展覧会「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」が、東京国立近代美術館で開催される。 当初は彫刻家を

    「このどうしようもない世界を笑いとばせ」。謎めいたイメージに社会批評を込めた画家・福沢一郎の展覧会が東京国立近代美術館で開催
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2019/01/27
    “トイレット・ペーパー地獄”
  • フォンダシオン ルイ・ヴィトンによる「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの第6弾。ヘスス・ラファエル・ソトの壮大なインスタレーションを体感する

    ヘスス・ラファエル・ソト PENETRABLE BBL BLEU 1999(ed.Avila 2007) PVC(ポリ塩化ビニル)、金属 © Adagp, Paris 2018. 過去3年にわたり、東京、ヴェネツィア、ミュンヘン、そして北京のエスパス ルイ・ヴィトンにて、様々なアーティストの未公開のコレクションを展示してきたフォンダシオン ルイ・ヴィトンのキュレーションによる「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラム。同プログラムでは、国際的なプロジェクトを通じてその活動を広く一般に公開してきたフォンダシオンの意向を、展覧会というかたちで実現している。 その第6弾として、ヘスス・ラファエル・ソト(1923~2005)の個展が、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中だ。展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵のコレクションから、ソトの象徴的作品である《Pénétrabl

    フォンダシオン ルイ・ヴィトンによる「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの第6弾。ヘスス・ラファエル・ソトの壮大なインスタレーションを体感する
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/12/08
    “中を通り抜けることで、美しい青の集合体の動的かつ視覚的な作用に没入することができる。空間が空虚な場所ではないことを人々に思い出させ、実際に素材に触れる体験によって、目に見えないものを感じさせる”
  • 日本初! 19年開催の「クリムト展」で大作《女の三世代》が公開決定|MAGAZINE | 美術手帖

    初! 19年開催の「クリムト展」で大作《女の三世代》が公開決定過去最多となる20点以上のグスタフ・クリムトの油彩画が揃う「クリムト展 ウィーンと日 1900」。開催前からすでに話題を集めている同展に、新たにローマ国立近代美術館所蔵の《女の三世代》(1905)の出品が決定した。縦横約170cmの作は、壁画などを別にすればクリムト最大の絵画のひとつ。今回が日初公開となる。 グスタフ・クリムト 女の三世代 1905 キャンバスに油彩 171×171cm ローマ国立近代美術館 Galleria Nazionale d’Arte Moderna e Contemporanea, Roma 過去最多となる20点以上のグスタフ・クリムト(1862〜1918)の油彩画が揃う「クリムト展 ウィーンと日 1900」。この展覧会において、ローマ国立近代美術館所蔵の《女の三世代》(1905)の出品が決

    日本初! 19年開催の「クリムト展」で大作《女の三世代》が公開決定|MAGAZINE | 美術手帖
  • 上野の旧博物館動物園駅が一般公開を開始。羊屋白玉演出の新作インスタレーションと建築を楽しむ

    上野の旧博物館動物園駅が一般公開を開始。羊屋白玉演出の新作インスタレーションと建築を楽しむ1933年に京成電鉄の駅として開業し、97年に営業停止した旧博物館動物園駅が11月23日より期間限定で公開を開始。羊屋白玉演出の新作インスタレーションが展開される。 インスタレーションの風景 上野公園の一角にある西洋風の豪奢な建物について、その正体を知らない人も多いかもしれない。ここは、1933年に京成電鉄の駅として開業し、97年に営業停止、2004年に廃止された東京・上野の旧博物館動物公園駅だ。 旧博物館動物公園駅 開業当時、駅舎の建設予定地が御料地であったため、御前会議での昭和天皇の勅裁を受けて建設。駅舎内外の意匠は西洋風の荘厳なつくりとなっており、開業以後、東京帝室博物館(現・東京国立博物館)や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されてきた。 いまも京成電鉄が所有している 利用者の減少により営業休

    上野の旧博物館動物園駅が一般公開を開始。羊屋白玉演出の新作インスタレーションと建築を楽しむ
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/11/22
    “羊屋白玉”
  • 芸術系の職員求む。神戸市が政令市では初めて「デザイン・クリエイティブ枠」を新設

    芸術系の職員求む。神戸市が政令市では初めて「デザイン・クリエイティブ枠」を新設神戸市は2019年度の職員採用試験から、大学、高専、短大においてデザインや美術、音楽、映像など芸術分野を学んだ人物を対象にした「デザイン・クリエイティブ枠」を新設することがわかった。 神戸市は、デザイン、美術や音楽、映像など芸術分野の素養を備えた多様な人材を確保するため、新たに大学卒と高専・短大卒の「デザイン・クリエイティブ枠」の採用試験を2019年度より実施する。 2017年12月に「神戸市の人材確保方策に関する有識者会議」を立ち上げ、方策について検討を重ねてきた神戸市。その第1弾として現在、約200名の若手職員からなる「神戸市職員採用ナビゲーター制度の導入・インターンシップの推進」が進行中であり、今回発表された「デザイン・クリエイティブ枠」はその第2弾となる。 人事委員会の担当者は、「美術、映像、音楽などを学

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  • 40万点の作品画像を無料開放。メトロポリタン美術館がAPIを公開

    40万点の作品画像を無料開放。メトロポリタン美術館がAPIを公開2017年2月、所蔵する37万5000点以上の作品画像を無料で一般利用可能にすると発表し、大きな話題をさらったアメリカ・メトロポリタン美術館が、この流れをさらに加速させる施策を発表した。 1860年に開館したアメリカを代表する美術館、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)は、先駆的な美術館として世界をリードする存在でもある。 2017年2月、同館は新たなオープンアクセスポリシーとして、パブリック・ドメインとなっている作品画像を無料で利用可能にした。ユーザーは著作権による利益を放棄する「CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)」表記がされているものを自由にダウンロードでき、クレジット表記なども不要となった。この時点で対象となっていた作品数は37万5000点だったが、その数は現在約40万6000点に増加している。 CC0のフィンセン

    40万点の作品画像を無料開放。メトロポリタン美術館がAPIを公開
  • フェルメール《牛乳を注ぐ女》はどうやって日本に来たのか? ルイ・ヴィトンが移送過程を動画で公開

    フェルメール《牛乳を注ぐ女》はどうやって日に来たのか? ルイ・ヴィトンが移送過程を動画で公開現在、上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」。この展覧会の目玉のひとつであり、世界的な人気を誇るフェルメールの《牛乳を注ぐ女》はどうやって日に運ばれてきたのか? 同作のための特製トランクを製作したルイ・ヴィトンがInstagramで動画を公開した。 連日賑わいを見せている上野の森美術館の「フェルメール展」。同展は、17世紀のオランダ絵画黄金期を代表する画家のひとりヨハネス・フェルメール(1632〜1675)の作品が史上最多の9点来日することで、開催前から大きな注目を集めてきた。 そんな9点のうち、もっともよく知られているのが《牛乳を注ぐ女》(1658〜60頃)だろう。同作は、簡素な部屋の中でひとりの若い女性が鉢に牛乳を注いでいる1コマを描いたもの。壁に掛かった籐の籠や銅のバケツ、床の足温器、

    フェルメール《牛乳を注ぐ女》はどうやって日本に来たのか? ルイ・ヴィトンが移送過程を動画で公開
  • 破壊からすべてがはじまる。森美術館で「カタストロフと美術のちから」展がスタート

    破壊からすべてがはじまる。森美術館で「カタストロフと美術のちから」展がスタート戦争やテロ、難民問題や環境破壊など、危機的な問題が山積する現代において、美術は社会・個人の大惨事や悲劇とどのように向き合い、どのような役割を果たすことができるのか。その可能性を問いかける展覧会「カタストロフと美術のちから展」が、東京・六木の森美術館で10月6日にスタート。展の見どころをレポートで紹介する。 震災、テロ、金融危機など、世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)。森美術館が15周年記念展として開催するのは、このカタストロフをテーマとした「カタストロフと美術のちから展」だ。 国内外から40組の作家が参加する展は大きく2部に分けられる。1部では、震災、戦争、事故、疫病、金融危機などの大惨事や個人的な災害を美術がどのように描いてきたかに注目する。 作品は会場外にも。オノ・ヨーコ《戦争は終わる》(1

    破壊からすべてがはじまる。森美術館で「カタストロフと美術のちから」展がスタート
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/10/07
    行きたい
  • なぜこんなにも藤田は好かれるのか? 蔵屋美香評「没後50年 藤田嗣治展」「1940's フジタ・トリビュート」展

    なぜこんなにも藤田は好かれるのか? 蔵屋美香評「没後50年 藤田嗣治展」「1940's フジタ・トリビュート」展没後50年を迎える今年、藤田嗣治の展示が目白押しだ。そんななか、上野で2つの藤田展がこの夏開催された。国内では過去最大規模となる東京都美術館での藤田展と、藤田の出身校である東京藝術大学でのトリビュート展だ。異なる角度から藤田をとらえた2展示を通して、東京国立近代美術館で2度の藤田展を企画した、同館学芸員の蔵屋美香が「新しい藤田の絵画の魅力」に迫る。 文=蔵屋美香 藤田嗣治 礼拝 1962-63 キャンバスに油彩 パリ市立近代美術館(フランス)蔵 © Musée d' Art Moderne / Roger-Viollet © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833 技か人か、藤田かフジタか、好きかき

    なぜこんなにも藤田は好かれるのか? 蔵屋美香評「没後50年 藤田嗣治展」「1940's フジタ・トリビュート」展
  • 「ピカソが僕を変えた」 横尾忠則、ピカソを語る。

    2017年度エミー賞で10部門にノミネートされた『ジーニアス:世紀の天才アインシュタイン』に続く、ナショナル ジオグラフィック製作のオリジナル・ドラマ『ジーニアス』シリーズの第2弾『ジーニアス:ピカソ』が7月29日より放送される。今回のテーマは、20世紀を代表する世界的な天才画家パブロ・ピカソ。芸術を愛し、女性を愛し、自由を愛したピカソについて、ピカソと出会ったことで「画家宣言」を行った横尾忠則が語り尽くす。 聞き手=今井敬子(ポーラ美術館学芸課長) 構成=原田裕規 ポートレート撮影=稲葉真 ピカソ展の行列が僕を画家にした――横尾さんはピカソと深いつながりがおありと思いますが、とくに1980年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で行われた「ピカソ展」をご覧になられたことがきっかけで「画家宣言」をされることになりました。 そうなんですよね。あんなにスケールが大きくて素晴らしいピカソ展はその後

    「ピカソが僕を変えた」 横尾忠則、ピカソを語る。
  • スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定

    スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定東京・西新宿にあるスバルビルの最後のテナントだったマクドナルドが7月21日をもって閉店する。スバルビルの解体が予定されるなか、同ビル地下にある東京を代表するパブリック・アートのひとつ、《新宿の目》の行方に注目が集まっている。 新宿駅の西口地下広場で行き交う人々を見つめてきた巨大な目。東京在住者であれば一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 その名も《新宿の目》と題されたこの作品は、1969年に彫刻家・宮下芳子が制作したパブリック・アート。瞳の高さは3.4m、横幅は10mにもおよぶ作品の内部には照明が埋め込まれており、瞳の部分が回転する。新宿という喧噪の中で、強い存在感を放ってきたこの作品に、撤去の可能性が出てきた。 新宿駅西口地下広場にある《新宿の目》 同作が設置されているのは、小田急が2011年に富士重工業から所得

    スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/07/01
    “日本はパブリック・アートを大事にしない国であり、これは大変恥ずかしいことだと思います。”
  • バンクシーがもたらす波紋。映画『バンクシーを盗んだ男』が8月に公開

    バンクシーがもたらす波紋。映画『バンクシーを盗んだ男』が8月に公開神出鬼没、正体不明のアーティスト・バンクシー。そのバンクシーがストリートに残した作品にフォーカスしたドキュメンタリー映画『バンクシーを盗んだ男』が、2018年8月4日より公開される。 映画『バンクシーを盗んだ男』より © MARCO PROSERPIO 2017 街中の壁に、ステンシル(型紙)を使って反資主義的、あるいは反権力的なグラフィティを残し、世界中にその名が知られるアーティスト・バンクシー。現在もその正体は判明していないバンクシーが、パレスチナ・ヨルダン西岸地区に描いたとある作品。これにフォーカスしたのが、映画『バンクシーを盗んだ男』だ。 映画『バンクシーを盗んだ男』より © MARCO PROSERPIO 2017 映画のおもな舞台となるのは、紛争地区に指定されているパレスチナ・ヨルダン西岸地区にあるベツレヘム。

    バンクシーがもたらす波紋。映画『バンクシーを盗んだ男』が8月に公開
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/05/25
    “バンクシーを「偽善者」だと呼ぶ地元住民。いっぽうでバンクシーを自分たちの「代弁者」だと賞賛する行政関係者。そして、バンクシーの作品に狂乱するマーケット。”
  • 京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催京都市が制定した景観条例にもとづき、京都大学が撤去した立て看板(タテカン)。ネット上でも賛否を呼んでいるこのタテカンをテーマにした展覧会「Re/place」が、京都市立芸術大学内の芸大ギャラリーで開催される。会期は5月19日、20日の2日間のみ。 展示風景 提供=小金沢智 「立て看板」(通称タテカン)は、おもに大学において部活の部員勧誘や、催事の宣伝、あるいは学生運動のスローガンの主張など、様々な役割を持つものとして広く知られている。そのタテカンが、5月13日をもって京都大学から撤去されたことがネット上で様々な賛否を呼んでいる。 京都大学の立て看板は、大学がある京都・百万遍の風物詩として、あるいは京都大学のアイコン的存在として、長年その姿をとどめてきた。しかしながら、京都市は立て看板が市条例に違反

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2018/05/17
    こういう発想はよい
  • 「モボ・モガが見たトーキョー 」で振り返る大正・昭和の東京

    「モボ・モガが見たトーキョー 」で振り返る大正・昭和の東京「モボ・モガ」の略語で知られる、モダンボーイやモダンガールが闊歩したモダン都市、大正から昭和初期までの東京の変化を、当時の「モノ」から紹介する展覧会がたばこと塩の博物館で開催されている。会期は4月21日〜7月8日。 「東京小唄」楽譜 1930 提供=生田誠 「モボ・モガ」ことモダンボーイ・モダンガールとは大正から昭和にかけて、西洋文化の影響を受け、流行の最先端を取り入れた若者を指す言葉である。 展は「モボ・モガの時代」「昭和モダンの終焉と戦争の時代」「終戦、そして焼け跡からの復興」という流れで構成され、世界的な金融恐慌(昭和恐慌)、満州事変、そして太平洋戦争開戦へと進む激動の時代の変遷を、「時代を映すモノ」とともにたどることができる。 当時の日は産業化が急速に進み、西洋的な生活スタイルが急速に一般化していった。その結果、大衆消費

    「モボ・モガが見たトーキョー 」で振り返る大正・昭和の東京
  • 想像力で描き出す戦争の痛み。「絵画と想像力」展でベルナール・ビュフェと丸木夫妻が邂逅する

    想像力で描き出す戦争の痛み。「絵画と想像力」展でベルナール・ビュフェと丸木夫が邂逅する戦後フランス美術史の出発点となったベルナール・ビュフェと、《原爆の図》で知られる丸木位里・俊夫戦争の記憶を描いた3人に注目した展覧会「開館45周年記念展 絵画と想像力 ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」が、ベルナール・ビュフェ美術館で開催される。会期は3月17日〜6月12日。 丸木位里・俊 原爆の図 第三部 水(部分) 1950 紙淡彩 原爆の図丸木美術館蔵 2018年に開館45周年を迎えるベルナール・ビュフェ美術館(静岡・長泉)。同館ではそれを記念して、「開館45周年記念展 絵画と想像力 ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」を開催する。 丸木位里・俊 原爆の図 第三部 水(部分) 1950 紙淡彩 原爆の図丸木美術館蔵ベルナール・ビュフェ キリストの受難:笞刑 1951 キャンバスに油彩 ビ

    想像力で描き出す戦争の痛み。「絵画と想像力」展でベルナール・ビュフェと丸木夫妻が邂逅する