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ブックマーク / bijutsutecho.com (41)

  • 「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探るゲバルト団体(アレクサンドル・タルバ、平居香子、宮内芽依、アントワーヌ・ハルプク、ガーリン)の主宰により、反暴力的反応とその美的様式を探る展覧会 「ゲバルト」展が、東京日仏学院、CAVE-AYUMI GALLERY、セッションハウスで開催される。会期は5月18日〜6月16日。 制度の暴力のなかで特定の芸術形態がどのように発展していくのかを示そうとする展覧会「ゲバルト」展が、東京日仏学院、CAVE-AYUMI GALLERY、セッションハウスで開催される。会期は5月18日〜6月16日。キュレーターはアレクサンドル・タルバ。 展を主宰するのはゲバルト団体(アレクサンドル・タルバ、平居香子、宮内芽依、アントワーヌ・ハルプク、ガーリン)。2023年5月に東京で設立された芸術的・政治的団体であり、キュレーション集団として構想さ

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2024/05/17
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  • 読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展

    読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展美術手帖では、2022年に開催された展覧会のなかからもっとも印象に残ったものをアンケート形式で募集。約200件の結果を集計し、寄せられたコメントとともに結果を発表する。 2022年、「美術手帖」読者の心をもっとも掴んだのは東京国立近代美術館の「ゲルハルト・リヒター展」(6月7日~10月2日)だった。昨年に引き続き首位は現代美術の展覧会となった。 現代美術の世界において、最高峰とも称されるアーティスト、ゲルハルト・リヒター。1932年生まれのリヒターにとって90歳の節目であり、日の美術館では16年ぶり、東京の美術館では初というメモリアルなものとなった。リヒター人の来日は叶わなかったものの、会場はリヒター自身が構成。各代表シリーズから選ばれた122点が、混じり合うように並んだ。 なかでも多くの人々の注目を集めたのは、アウシュ

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  • 東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 会見を行った小田原のどか(会見司会・アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩⼈)、飯山由貴(アーティスト)、外村⼤(東京⼤学教員) 東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」(〜11月30日)。この展示の附帯事業と

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖
  • 「いちはらアート×ミックス2020+」が開幕。ローカル線に揺られアートを巡る

    「いちはらアート×ミックス2020+」が開幕。ローカル線に揺られアートを巡る2020年3月20日の開幕を予定していた「いちはらアート×ミックス2020+」が、コロナ禍での延期を余儀なくされ、ついにスタートした。千葉県市原市の小湊鉄道を軸とする周辺エリアに展開する芸術祭を巡った。 文・撮影=中島良平 上総村上駅展示風景より、レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら」》 当初の開催予定日に準備されていた作品の数々が、ついに日の目を浴びることになった。会期前日に開催されたプレビューでは、記者会見で総合ディレクターの北川フラムが小湊鉄道を軸線に展開する芸術祭の意義を次のように語った。 「1年半以上、アーティストも作品のメンテナンスをしたり、今日という日を迎えるためにスタンバイしてくれたことを当にありがたく思っています。相当に厳しい状況

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  • ボルタンスキーを追悼。《心臓音のアーカイブ》作品映像が特別公開

    ボルタンスキーを追悼。《心臓音のアーカイブ》作品映像が特別公開福武財団は、7月14日に逝去したクリスチャン・ボルタンスキーを追悼するため、ボルタンスキーの代表作のひとつである《心臓音のアーカイブ》の作品映像を特別公開する。 クリスチャン・ボルタンスキー 心臓音のアーカイブ 写真=久家靖秀 7月14日に76歳でこの世を去ったクリスチャン・ボルタンスキー。その追悼のため、ボルタンスキーの作品を所蔵する福武財団が、《心臓音のアーカイブ》の作品映像を特別公開する。 ボルタンスキーは生前、瀬戸内海にある豊島で2つの作品、《心臓音のアーカイブ》と《ささやきの森》を公開しており、それぞれ今年7月18日と19日に公開11周年と5周年を迎える。 《ささやきの森》は豊島・檀山の中腹にあたる森林の中、無数の風鈴が風に揺れ動き、静かな音を奏でるインスタレーション。いっぽう、《心臓音のアーカイブ》は、ボルタンスキー

    ボルタンスキーを追悼。《心臓音のアーカイブ》作品映像が特別公開
  • 目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?

    目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?ビル6〜7階分にも相当する巨大な顔が、東京都心に出現した。様々なプロジェクトで注目を集める現代アートチーム・目[mé]による「まさゆめ」だ。 《まさゆめ》目[mé], 2019-21, Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13 撮影=金田幸三 東京・原宿に突如として出現した巨大な「顔」。これはアートチーム・目[mé]によるプロジェクト「まさゆめ」だ。 「まさゆめ」は、目[mé]のメンバーであるアーティスト・荒神明香が14歳のときにみた、人間の顔が月のように浮かぶという夢から着想されたもの。これを実現すべく、1000名以上の膨大な公募のなかからひとつの「顔」を選定するための「顔収集ワークショップ」を都内各所で15回行い、最終的に荒神がひとつの「顔」を選び、作品化。見る人の視線を「はね返す顔」が選定のキ

    目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2021/07/16
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  • レンブラントの《夜警》、300年ぶりに本来の姿に。AIで欠損部分を復元

    レンブラントの《夜警》、300年ぶりに来の姿に。AIで欠損部分を復元アムステルダム国立美術館は、同館を代表する所蔵作品であるレンブラントの《夜警》について、欠損部分の復元が完了したことを発表した。300年ぶりに来の姿が披露された。 レンブラント《夜警》の復元部分 Photo by Rijksmuseum/Reinier Gerritsen アムステルダム国立美術館は、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レインの名作《夜警(正式名称:フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊)》(1642)について、その欠損部分をAIによって復元したと発表した。 《夜警》はレンブラントの代表作であり、オランダ黄金時代を代表する絵画のひとつ。完成当初は火縄銃手組合の集会所に掲げられていたものの、1715年にアムステルダム市庁舎に移設。その際、壁に収まらないため作品の四方

    レンブラントの《夜警》、300年ぶりに本来の姿に。AIで欠損部分を復元
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2021/06/25
    “同館はこの欠損部分を17世紀にヘリット​・ルンデンスが描いたとされる《夜警》の模写をもとに、人工知能を使って復元。レンブラントの技法と色の使い方を学習させ、失われた部分を再現”
  • ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へ

    ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へロームシアター京都は、18年ぶりとなったダムタイプの新作パフォーマンス《2020》を3日間限定で無料配信すると発表した。 ダムタイプ 2020 撮影=福永一夫 ダムタイプにとって18年ぶりとなった新作パフォーマンス作品《2020》が、3日間限定で無料配信される。 同作は当初、今年3月に「KYOTO STEAM―世 界 文 化 交 流 祭―2020」のひとつとして、ロームシアター京都で上演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。その後、10月にロームシアター京都が同作を無観客で収録、編集したものを上映会として公開し、話題を集めた。 《2020》は、《pH》(1990初演)をはじめ、《S/N》(1994)、《OR》(1997)、《memorandum》(1999)、《Voyage》(2002)など、伝説的な作

    ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へ
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2020/12/16
    “ダムタイプ《2020》無料配信 配信期間:2020年12月25日10時〜27日23時59分”
  • 排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2020/12/15
    “排除アートは「~させない」という機能を担わされた造形だ””街に出かけ、他者の視点をもって、知らないうちに増えている排除アートを発見・体験し、都市の不寛容を知ることから、意識を変えていく必要がある。
  • 「武蔵野樹林パーク」が角川武蔵野ミュージアムと同時オープン。チームラボ作品を常設展示

    「武蔵野樹林パーク」が角川武蔵野ミュージアムと同時オープン。チームラボ作品を常設展示「ところざわサクラタウン」と隣接する東所沢公園内に、文化・芸術をテーマとする「武蔵野樹林パーク」が誕生。8月1日、隈研吾設計の「角川武蔵野ミュージアム」と同時にオープンする。 チームラボ 自立しつつも呼応する生命 - 液化された光の色 , Sunrise and Sunset 2020 11月の「ところざわサクラタウン」のグランドオープンに先立ち、8月1日にプレオープンする「角川武蔵野ミュージアム」。建築家・隈研吾が設計を手がけた同館は、図書館・美術館・博物館が融合する文化複合施設だ。 そして今回、角川武蔵野ミュージアムと同時に、隣接する東所沢公園内に「武蔵野樹林パーク」がオープンすることが発表された。 武蔵野樹林パーク&角川武蔵野ミュージアム 俯瞰図 武蔵野樹林パークは、文化・芸術をテーマとしたにぎわい創

    「武蔵野樹林パーク」が角川武蔵野ミュージアムと同時オープン。チームラボ作品を常設展示
  • バウハウス教育の原点に迫る。「きたれ、バウハウス」展が東京ステーションギャラリーで開幕

    バウハウス教育の原点に迫る。「きたれ、バウハウス」展が東京ステーションギャラリーで開幕1919年にドイツの古都ヴァイマールに開校した造形芸術学校「バウハウス」。その教育や活動成果を振り返る展覧会「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」が、7月17日に東京ステーションギャラリーで開幕した。展の見どころを、レポートで紹介する。 会場風景 1919年にドイツの古都ヴァイマールに開校し、ナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖した造形芸術学校「バウハウス」。そのわずか14年という短い活動期間を振り返る展覧会「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」が、7月17日に東京ステーションギャラリーで開幕した。 第1章の展示風景 展は、昨年、バウハウスの開校100周年を記念し、後西宮市大谷記念美術館、高松市美術館、静岡県立美術館で巡回開催された展覧会の最終回。「学校としてのバウハ

    バウハウス教育の原点に迫る。「きたれ、バウハウス」展が東京ステーションギャラリーで開幕
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2020/07/25
    観たい
  • ヨコハマトリエンナーレ2020の開催概要が発表。5つの「ソース」からコロナを経験した世界の先を描く

    ヨコハマトリエンナーレ2020の開催概要が発表。5つの「ソース」からコロナを経験した世界の先を描くヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」の開催を前に、その概要がオンラインで発表された。会期は7月17日〜10月11日。 エヴァ・ファブレガス ポンピング 2019 7月17日より、横浜美術館やプロット48を中心に開催されるヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」。その開催概要が発表された。当初、同トリエンナーレは7月3日からの開幕を予定していたが、新型コロナウイルス感染症を受けて、十分な安全対策を講じるために7月17日からの開催となった。会期は10月11日まで。 横浜トリエンナーレ組織委員会の逢坂恵理子は、新型コロナウイルスによる影響が継続するなかでも、世界のトリエンナーレ・ビエンナーレに先駆けて開催を決定したことについ

    ヨコハマトリエンナーレ2020の開催概要が発表。5つの「ソース」からコロナを経験した世界の先を描く
  • ヨコハマトリエンナーレ2020は7月17日に開幕。チケットは日時指定の事前予約制

    ヨコハマトリエンナーレ2020は7月17日に開幕。チケットは日時指定の事前予約制今回の緊急事態宣言解除を踏まえ、改めてヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」が7月17日〜10月11日までの会期で開催されることが決定した。 「ヨコハマトリエンナーレ2020」 横浜トリエンナーレ組織委員会は、新型コロナウイルスの感染状況を慎重に見極めながら「ヨコハマトリエンナーレ2020」の準備を進めてきた。そして今回、緊急事態宣言解除を踏まえ、改めてヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」が開催されることが決定。 当初は7月3日からの開幕を予定していたが、十分な安全対策を講じるため、2週間後の7月17日から10月11日までの会期となった。チケットは日時指定の事前予約制。6月23日からオンラインでの販売を開始し、会期中は会場窓口でも購入

    ヨコハマトリエンナーレ2020は7月17日に開幕。チケットは日時指定の事前予約制
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2020/06/03
    7月か
  • チームラボが時間制来館者システムの提供を開始。新型コロナ感染防止策で需要高まる

    チームラボが時間制来館者システムの提供を開始。新型コロナ感染防止策で需要高まる新型コロナウイルス感染症の防止対策として、チームラボが時間制来館者システム「チームラボチケッティングシステム」を開発。様々な施設に提供するという。 チームラボチケッティングシステム 新型コロナウイルス感染症の防止対策として、チームラボが美術館、博物館、水族館、遊園地などの施設に向けた時間制来館者システム「チームラボチケッティングシステム」の提供を開始した。 このシステムは、様々な施設やイベントの時間あたりの入場者数をコントロールするもの。時間指定チケットをオンラインで販売することで、当日の飛び込み来場や待機列がなくなり、来場者の入場までの待ち時間や混雑も緩和されることが予想されている。 また、チケットをすべてQRコードで管理することで、入場時の接触も避けることができる。オンライン販売により、来場者電話番号やメール

    チームラボが時間制来館者システムの提供を開始。新型コロナ感染防止策で需要高まる
    kuroaka1871
    kuroaka1871 2020/05/20
    2018年のフェルメール展で日時指定入場制をやっていたんだけど、入場前に日時指定入場者の長蛇の列ができていた記憶が蘇った…。チームラボのシステムなら並ばせずにうまくいくのかな?
  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館ウェブサイトより 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題
  • 多摩美術大学で労働組合が結成。「主張できる体制を整えなければならない」

    多摩美術大学で労働組合が結成。「主張できる体制を整えなければならない」日を代表する美術大学のひとつである多摩美術大学で、初となる労働組合が結成された。その理由と狙いとは何か。 多摩美術大学八王子キャンパス 出典=ウィキメディア・コモンズ(Photo by Lauffenamneckar) 日を代表する美術大学のひとつである多摩美術大学(理事長:青柳正規)で、初となる労働組合が結成された。 同大では2018年2月に、大学院彫刻専攻の学生有志が、アカデミックハラスメントなどで大学と彫刻科に要望書を提出。要望書はオンラインで公開され大きな注目を集めた。 また、14年より同大で彫刻学科教授を務める笠原恵実子教授の大学院開設科目「エクスペリメンタル・ワークショップ(仮)」への人事異動をめぐり、その不適切性を問う団体交渉をプレカリアートユニオン(ひとりから加入できる合同労働組合)を通じ、2019年

    多摩美術大学で労働組合が結成。「主張できる体制を整えなければならない」
  • 長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから

    長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから1984年に京都市立芸術大学の学生を中心に結成され、日を代表する存在となったコレクティヴ「ダムタイプ」。その活動を包括的に紹介する展覧会「ダムタイプ|アクション+リフレクション」(東京都現代美術館)を記念し、同展のキュレーションを手がけた長谷川祐子と、ダムタイプの中心的存在である高谷史郎が対談。旧知のふたりが、ダムタイプのこれまでとこれからを語った。 奥からダムタイプ《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》(2018)と《pH》(2018)。「ダムタイプ|アクション+リフレクション」(2019、東京都現代美術館)展示風景より Photo by Nobutada Omote ダムタイプには「信頼」がある長谷川 ダムタイプはパフォーマンスのグループとして1984年に始まり、アート、音楽、演劇など広範に影響を与えながらや

    長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから
  • 東京大学教員有志が文化庁の補助金不交付決定に声明を発表。「脅迫行為に実質的に加担することにもなる」

    東京大学教員有志が文化庁の補助金不交付決定に声明を発表。「脅迫行為に実質的に加担することにもなる」「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付決定に対して、10月3日、東京大学教員有志が抗議声明を発表した。 東京大学の大講堂(安田講堂) 出典=ウィキメディア・コモンズ Wei-Te Wong from Taipei City, Taiwan, Republic of China [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)] 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を全額不交付とすることを決定。9月26日にこのことが報じられて以来、美術評論家連盟、日現代美術商協会、「文化庁アートプラットフォーム事業」メンバー、東京藝術大学教員有志などが抗議声明を発表してきた。

    東京大学教員有志が文化庁の補助金不交付決定に声明を発表。「脅迫行為に実質的に加担することにもなる」
  • 文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文

    文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を不交付とした問題で、文化庁長官の古巣である東京藝術大学の教員からも抗議の声が挙がった。 東京藝術大学で行われたデモの様子(9月27日) 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を不交付として問題で、文化庁長官・宮田亮平の母校であり、約10年間学長を務めた東京藝術大学からも抗議の声が挙がった。 同大には美術学部と音楽学部があるが、抗議文は両学部を超えた教員有志によるもの。よびかけ人としては、荒木夏実(美術学部先端芸術表現科)、小沢剛(美術学部先端芸術表現科)、住友文彦(大学院国際芸術創造研究科)、福中冬子(音楽学部楽理科)、毛利嘉孝(大学院国際芸術創造研究科)が名を連ねており、賛同者の氏名は順次公開するという。 抗議文では、補助金不交付は「文化芸術推進基計画」の柱として「

    文化庁長官の古巣・東京藝大からも反対の声。教員有志が抗議文
  • 美術評論家連盟、文科大臣と文化庁長官に抗議声明を送付。補助金不交付決定受け

    美術評論家連盟、文科大臣と文化庁長官に抗議声明を送付。補助金不交付決定受け美術評論家連盟は29日、「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付決定に対する「抗議声明」を萩生田文部科学大臣と宮田文化庁長官に送付したことを発表した。 補助金不交付決定に抗議するため東京藝術大学美術学部(上野)の正門前に集まった人々 評論家や学芸員、研究者など180名以上が加盟する美術評論家連盟(会長:南條史生)は9月29日、文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付を決定したことを受け、萩生田光一文部科学大臣および宮田亮平文化庁長官宛に抗議声明を送付したとを発表した。 連盟は抗議声明の中で補助金不交付決定について「強く抗議し、その撤回を文化庁に要求します」としており、その論拠として8月7日に公開した声明文を挙げている。 同声明文は、「表現の不自由展・その後」が展示中止されたことを受けて公開

    美術評論家連盟、文科大臣と文化庁長官に抗議声明を送付。補助金不交付決定受け