本連載ではここまで、近年Webに起きている変化と、その背後にある構造、そしてTim O'Reilly氏の「Web 2.0とは何か」の読み解きをリンクさせながら、Webの進化について見てきました。 身近なブログや検索エンジンから、技術、マーケティング、ネットワーク分析など広い範囲に話が広がりましたので、今回は、第1回から第6回までをおさらいしておきたいと思います。 ■「Webはスケールフリー・ネットワーク」という世界観の発見 多くの方が既に実感してらっしゃると思いますが、ネットの特徴は「つながる」ことです。北海道のお店がWebサイトを持てば、東京や沖縄など全国にいるお客さんとも「つながり」やすくなります。部屋でブツブツ独り言をいうのでなくブログに書けば、どこかの誰かと「つながって」仲良くなれるかもしれません。 こうした個々の「つながり」が集まって、Webという大きな「ネットワーク(網状に形成
Ajaxがリッチクライアントの中で不動の地位を築いたことは、誰の目にも明らかになった。現在リッチクライアント業界で最も熱いのは、Ajax統合開発環境&フレームワークの開発合戦だろう。SOA/BPMベンダとして知られるTIBCOソフトウェア(以下、TIBCO)は、Ajax開発環境「TIBCO General Interface Version 3.1 Professional Edition」(以下、GI)の無償提供を始めた(2006年2月13日付のプレスリリース、米国時間)。米TIBCO プロダクト・マーケティング・ディレクター、Jeff Kristick氏に、Ajaxにいち早く対応したGIの開発背景について話を伺った。 ── 今回出荷されたGIは、Ajaxの開発ツールとフレームワークを組み込んだことで話題になっています。TIBCOのAjaxへの取り組みは、どのように始まったのですか。 多
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