新型コロナウイルスの感染拡大で多くの業界に暗雲が広がる中、不安を感じて異業種転職を考える人もいる。年始に「鉄道会社は辞めるな君」というツイッターアカウントで話題になった20代男性もその一人だ。 東海地方で電車運転士として働いていた男性は、新型コロナに伴う鉄道会社の業績悪化に危機感を覚えてプログラミングスクールに通うことを決めた。半年間にわたり通学した後、念願のプログラマーに転職。ところが、ツイートでは 「授業料に80万消えて、SESにぶちこまれて年収も300万下がり、自由を失った」 と明かし、フォロワーらに「絶対に(現職を)辞めるな」と訴えた。 「基礎の基礎しか学ぶことができないので、あれだけでは実践に活かせないと思います」 男性はキャリコネニュースの取材に「以前から仕事が単調でつまらない、夜勤が多い、長時間労働、仮眠時間は4時間を切ることが頻繁にあり、会社を辞めたいと常に考えていました」