React コンポーネントのユニットテストを書くときは、React Testing LibraryやEnzymeなどのサードパーティライブラリを使うことが多いはず。 だがそれらを使わなくても、公式が提供している機能だけでも十分にユニットテストを書くことが出来る。 この記事では、ユニットテストのために公式が提供している機能を紹介していく。 サードパーティライブラリを使わないほうがいい、という話ではない。公式ドキュメントでも、サードパーティライブラリの使用が推奨されている。 だがそれらのライブラリも、内部では公式が提供している機能を使っている。トラブルシューティングや凝ったことをするために、理解しておくに越したことはない。 この記事の内容は React のv16.10.2で動作確認している。 また、テスティングフレームワークには Jest を、アサーションライブラリには power-asser