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2010年9月13日のブックマーク (8件)

  • 日本の生命線・希少元素を置き換える : 有機化学美術館・分館

    9月13 日の生命線・希少元素を置き換える 近年学術誌の表紙が凝ったものになりつつあることは以前にも書きました。で、実は筆者自身もこの波に一枚�筋むことになりました。最新のJournal of Organic Chemistryの表紙のデザイン(下図)、筆者の基アイディアのもと制作していただいたものです。中村栄一教授のグループによる、C-H・C-X・C-C結合を切断する鉄触媒の総説ということで、日刀にこのイメージを託しました。 鉄を用いる触媒反応は近年大きく進展しつつある分野であり、特に日が先陣を切って研究を進めています。また先日書いた鉄系超伝導物質も、東工大の細野秀雄教授らが切り開き、世界を先導している分野です。 こうした希少金属(レアメタル)から豊富に存在する金属への置換は、日の生命線にかかわる研究であるといえます。産業の様々な分野で不可欠であるレアメタルが、どんどん入手困難

    日本の生命線・希少元素を置き換える : 有機化学美術館・分館
  • 反攻作戦ストロングハート ―ヨム・キプール戦争の決着 - リアリズムと防衛を学ぶ

    このシリーズでは1973年に起こったヨム・キプール戦争(第四次中東戦争)をとりあげています。今回は戦争を決着に導いたイスラエルの反撃作戦をとりあげます。 ヨム・キプール戦争の展開 ヨム・キプール戦争はエジプト・シリア軍による奇襲ではじまりました。イスラエルは「エジプトが攻めてくるなんてあり得ない」とたかをくくっており、戦争勃発の兆候に気付いていながら、それを見過ごします。戦争が始まると気付いたのが、開戦のわずか10時間前でした。目の前で数十万の敵軍が動いていても「何かの間違いだ」「気ではないだろう」と都合のよく考えた結果、奇襲を受けてしまったのです。 エジプト軍はスエズ運河を東へ渡り、イスラエルが支配しているシナイ半島になだれ込みました。イスラエルの戦車を対戦車ミサイルで、戦闘機を対空ミサイルで叩き、大ダメージを与えます。イスラエル空軍は全般的には優勢でしたが、しかし決戦場となったスエズ

    反攻作戦ストロングハート ―ヨム・キプール戦争の決着 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 自然実験による経済学の革命 - Essay, dated.

    以下はあのAngrist and PischkeのJEP論文の超おおざっぱなまとめ。読みやすさを重視するため文に足したり引いたりしているところが多々あるとお断りしておきます。 (追記:Regression discontinuity designの例を足しておきます。) リーマー批判 80年代にAERに掲載されたエド・リーマーによる有名な実証経済学批判がある。彼の批判は、多くの実証的な結論がちょっと仮定を変えるだけでひっくり返ることに向けられていた。*1もっと下世話な言いかたをすれば、実証する学者が自分のほしい結論が出るまで仮定やモデルをいじくり続けるので得られた結果は当然不安定になるということだろう。 この問題は、経済学における実証が純粋な実験によるものではないということに端を発している。たとえば、最低賃金を上げたときの雇用への効果を測定したいとしてみよう。通常の科学的手続きからすれば

    自然実験による経済学の革命 - Essay, dated.
  • Monetary Policy Issues

  • アメリカ映画ベスト100の脚本(スクリーンプレイ)を集めてみた

    アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)は、アメリカ映画協会(American Film Institute; AFI)が「AFIアメリカ映画100年(AFI 100 Years... )」シリーズ http://www.afi.com/100Years/ の一環として2007年に選出した最上のアメリカ映画100のリスト http://www.afi.com/100Years/movies10.aspx である。 1998年にもベスト100を選んだことがあるのだが、それから10周年ということで、再度選んでみたらしい。 下のリストではこれを元に、DVDと脚(スクリーンプレイやトランススクリプト)へのリンクをつけたものである(邦題の方にDVDへのリンク、原題の方に脚へのリンクがある)。 もともとパブリックドメインDVDの字幕がすごいことになっていたので、ネットで脚(スクリーンプ

    アメリカ映画ベスト100の脚本(スクリーンプレイ)を集めてみた
  • エリオット・ソーバー『進化論の射程』 - logical cypher scape2

    三中さんので紹介されていたで、ようやく読めた*1。 日語サブタイトルは「生物学の哲学入門」、原著タイトルはそのものずばり“Philosophy of Biology”である。 では、生物学の哲学とは何か。まあ、何かと問われてはっきりとした答えが出せるものでもないのだが、その名の通り生物学における哲学的な問題を扱う学問領域である。科学哲学でもあるし生物学でもある。生物学における様々な議論が、科学哲学の概念を踏まえて整理されている、とも言えるかもしれない。ここで、序の一部を引用してみる。 私は生物学を、実証主義や還元主義、科学的実在論のテストケースとして見ようと言う気にはならない。それは、私がこうした哲学的な〜主義をつまらないものだと感じているからではない。生物学の哲学を、生物学のただ中から浮かび上がらせるというのが、私の好む編集方針だからである。 〜主義のテストケースとして生物学の例に

    エリオット・ソーバー『進化論の射程』 - logical cypher scape2
  • トーマス・サージェントのインタビュー - himaginary’s diary

    機関誌Regionの6月号にロバート・ホールのインタビューを掲載したミネアポリス連銀が、今度はトーマス・サージェントをインタビューした(Economist's View経由)。 以下はその概略。 現代経済学への攻撃について 攻撃の一部は、数学を忌避する馬鹿げた知的怠慢から来ている。モデルで扱う経済がもっと動学や不確実性や曖昧さを含んだものになるならば、数学はますます必要になる。それが現実だ。 経済学者は効率的市場仮説を当然視しているわけではない。1983年のハンセン=シングルトン論文を嚆矢として、資産価格モデルと現実のデータとの不整合については様々な指摘がなされ、研究が行われてきた。そうした資産価格モデルはニューケインジアン理論のIS曲線と密接に結びついているので、それらの研究は中央銀行の政策とも関連する話だ。また、中央銀行が資産市場でのバブルを把握する上でも、資産価格モデルが定量的に整備

    トーマス・サージェントのインタビュー - himaginary’s diary
  •  不 気 味 な 建 造 物 ス レ ッ ド  : 2のまとめR

    2010年09月12日 ➥ 不 気 味 な 建 造 物 ス レ ッ ド 20 comments ツイート 1: 文筆家(独) [sage]:2010/09/09(木) 17:12:45.61 ID:nj1FTM720 香港島と九龍半島の間の海に「LGフェリー」が登場した。 LG香港法人は1日、ブランド マーケティングのため、香港島セントラル-九龍尖沙且を往復する「LGフェリー」を浮かばせた。 この日、尖沙且の中心部「Iスクエア」ビル5階にLG製品を展示する「LG専用売り場」をオープンし、 ブランド広報を行ったのだ。LGフェリーは船の外観がLGのロゴで装飾され、香港島と尖沙且を訪問 する観光客への露出効果が大きいと期待されている。 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=132741&servcode=300&sectcode=30

     不 気 味 な 建 造 物 ス レ ッ ド  : 2のまとめR