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2017年2月7日のブックマーク (2件)

  • 「君の名は。」中国で大成功の裏側

    新海誠監督によるアニメーション映画「君の名は。」の勢いが、2017年になっても止まらない。記録的なヒットとなった日のみならず、中国での展開も大成功している。 16年12月2日に公開し、開始16日間の興収が5.34億元(約90億円)。これまで1位だった「STAND BY ME ドラえもん」(日公開14年/中国公開15年)の5.3億元を上回り、海外アニメーション興収の歴代新記録を樹立した。 その“立役者”となったのが、窓口として東宝から中国の配給権を取得したアクセスブライトだ。 アクセスブライトは、中国エンターテインメント市場に向け、日のコンテンツをローカライズして発信することや、現地で日のIP(知的財産)を利用した作品を制作することに強みを持っている会社だ。11年に創業、13年に中国法人も設立した。代表取締役の柏口之宏氏は、セガの中国法人セガ・チャイナのCEOを務めた経歴を持ち、14

    「君の名は。」中国で大成功の裏側
  • 「山月記」はなぜ国民教材となったのか - 最後の努力もそこそこに

    「山月記」はなぜ国民教材となったのか 作者: 佐野幹出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2013/07/31メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る中島敦の山月記と言えば、高校国語の定番教材である。中島敦やその作品について論じた評論は既に多く出版されているが、書の切り口はそれらと全く違う。 書は、山月記そのものを語るのではなく、山月記が受容された歴史を通して、日の国語教育の問題を浮き彫りにすることを狙いとした、中々に野心的な一冊である。 ◆ 1949年、日の学校教育において、民間の作成した検定教科書の使用が開始された。「古譚」の中の一編として執筆された「山月記」は、1951年に早くも検定教科書に掲載されることになる。 ではなぜ、「山月記」は採用されたのか。採用当初には、中島敦の親友である釘久春の尽力があったことは、よく聞かれる所であるが、筆者は、山月記を採用し

    「山月記」はなぜ国民教材となったのか - 最後の努力もそこそこに