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ブックマーク / rue-sea.hatenablog.com (1)

  • 「山月記」はなぜ国民教材となったのか - 最後の努力もそこそこに

    「山月記」はなぜ国民教材となったのか 作者: 佐野幹出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2013/07/31メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る中島敦の山月記と言えば、高校国語の定番教材である。中島敦やその作品について論じた評論は既に多く出版されているが、書の切り口はそれらと全く違う。 書は、山月記そのものを語るのではなく、山月記が受容された歴史を通して、日の国語教育の問題を浮き彫りにすることを狙いとした、中々に野心的な一冊である。 ◆ 1949年、日の学校教育において、民間の作成した検定教科書の使用が開始された。「古譚」の中の一編として執筆された「山月記」は、1951年に早くも検定教科書に掲載されることになる。 ではなぜ、「山月記」は採用されたのか。採用当初には、中島敦の親友である釘久春の尽力があったことは、よく聞かれる所であるが、筆者は、山月記を採用し

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