『資料から探る』シリーズ第3段。 今回、検証するのはフィドルウェスト。高級靴の意匠として知られるフィドルウェストを歴史的な資料、パテント、さらには裁判記録を用いて検証しました。 フィドルウェストの資料は多岐にわたり、ひとつのnoteにまとめるには長すぎるため、フィドルウェストのオリジンについて検証した前編と、『フィドル』という言葉の歴史的変遷と現代のフィドルウェストの由来について検証した後編に分けています。 なお、フィドルウェストには「フィドルバックウェスト」、「フィドルバック」と、国や筆者によって表記の違いがあるようです。日本においては「フィドルバック」が一般的に使われているようですが、海外の文献だと「フィドルウェスト(fiddle waist)」が一般的なようです。ややこしいですが、今後特に注釈がなければフィドルウェスト=フィドルバックという前提で記述していきますので、よろしくお願いい
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