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ブックマーク / reki.hatenablog.com (4)

  • WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメプロで「アンチ・アメリカ」はどう表現されたか 少しでも見たことある方はご存知でしょうが、プロレスの世界では「ベビー(正義)」と「ヒール(悪党)」のキャラ区別があります。 ずっとベビーやヒールをやっているレスラーもいますが、何かのタイミングで善悪入れ替わるのが普通で、「ベビーターン」とか「ヒールターン」とか言います。 アメリカン・プロレス(以下アメプロ)はこのキャラ区別が明確になっており、ベビーのレスラーが入場すると歓声で迎えられますが、ヒールのレスラーは大ブーイングで迎えられます。 そしてレスラー自身も、行動や言動で自分の悪党っぷりを表現します。汚いやり方で勝ったり、観客やレスラーを侮辱したり。 そんな中、たまに「ナショナリティ」を前面に押し出したり、「アンチ・アメリカ」を叫んで嫌われるヒールレスラーが登場します。 今回はアメプロのヒールレスラーの言動から、アメリカにおける 「アンチ・

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  • タイ料理の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Photo by Takeaway 正月料理に飽きたらタイ料理はいかがでしょ タイ料理、旨いですよね。大好き。 国内のタイ料理屋さんもいいですけど、やっぱり現地は一味違います。 米が軽いせいか、いくらでもえる。1日5ぐらいえる。せっかく来たのだから、とあれこれ欲張って色々べてもほとんど胃にもたれないのが嬉しい。 ヨーロッパに行くと「肉!バター!ジャガイモ!」が連日続き閉口する人は多いですが、タイは米が基だし肉も野菜も魚の種類が豊富でべ続けても飽きない。とても親しみやすいですよね。 そんなタイですが実はかなりのハイブリッド文化で、ローカルなタイ民族の料理にエスニック料理が融け合って今のタイ料理ができています。 記事三行要約 伝統のタイ料理に西洋のエッセンスを加えた王宮料理が発展 中国商人のニーズに応えて中華料理が発展 長らく変化のなかった大衆料理も、中華料理に影響を受けて変化して

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  • 日本と中国の近代製糸工業の展開の違いについて - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    旧社会は新技術をいかに受け入れたか 高齢化と内需の縮小を受け、多くの日企業が割安な労働コストと旺盛な需要を見込んで中国や東南アジア、中東、アフリカなどに進出しています。 上手くいってる会社も多くありますが、開業時はまあ大変だっただろうと思います。 思うように資材が入手出来ない中で現地に工場を建て、意思疎通もままならぬまま現地の人を教育し、異なるビジネス習慣の中で操業にこぎつける。 なるべく工数をスキップしたいから、会社側はある程度現地住民にビジネスのノウハウがある場所に工場を建てたいところです。 ところが「技術移転」の難しいところは、会社側のやり方と現地のノウハウが全く相容れない場合があることです。もしかしたらノウハウのない地域の住民にゼロから教えていったほうが良い場合もあるかもしれません。 今回は明治時代初期に初めて日中国が受け入れた技術移転が、いかなる社会機構のもと発展していった

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  • なぜ「少年十字軍」の悲劇は起こったか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    聖地解放への不満が爆発した民衆運動 少年十字軍は、13世紀のフランスとドイツで起こった特異な民衆運動です。 主に12歳〜15歳の少年少女が聖地奪還を掲げて、集団でエルサレムを目指しました。 武器はおろか、資金も料もない集団だったので、エルサレムにたどり着くどころか、地中海沿岸の町に着いたところで大部分が諦めて故郷に帰っていきました。 しかし残った者たちの中には何とかエルサレムに行こうと粘るうち、奴隷業者に騙されて売られてしまう悲劇も生まれました。 この運動の特異なところはこの2点です。 主宰者とそれに賛同した者の大部分が、少年少女であったこと 教皇や皇帝が焚き付けることなく、自然発生的に生まれ広がった運動であること なぜこのような運動が起こったのかと、運動の詳細を追っていきましょう。 少年十字軍が興った時代背景 聖地奪還どころかキリスト教国同士でケンカ 第1回十字軍(1096〜1099)

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