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ブックマーク / shirayuki.blog.fc2.com (2)

  • 白雪姫と七人の小坊主達 教科書内のチベット関連記事の変化

    自分、教育学部で教鞭をとっているため、そこいらに高校の歴史の教科書やら用語集がころがっている。で、先週、「そういえば、2013年の新学習指導要領にのっとって、ゆとり教育が若干緩和されたんだよな。チベットに関する記事はどうなったかな」と、山川出版社の世界史Bと世界史用語集を手にとってみた。 この二冊は言わずと知れた受験生必携の教科書と参考書である。 で、めくってみてびっくり。2008年のあの北京オリンピックの年のチベット蜂起、翌年のウイグル蜂起のような、ついこないだの事件がのっている。それに、20世紀初頭の中華民国の成立の部分では、中華民国が、各民族の統合に成功していなかったことも明記している。 以下メモもかねて、山川出版社と東京書籍のチベットの近現代史関連の項目を抜き書き対照させる。 ●山川出版社 世界史B「辛亥革命」の項 中華民国は、清朝の領有していた漢・滿・モンゴル・チベット・ウイグル

  • 白雪姫と七人の小坊主達 ダライラマ法王と科学者との対話 

    11月7日は、「ダライラマ法王と科学者との対話」を聞きに行った。 ダライラマは非常に合理的な思考の持ち主で、科学と仏典の記述が齟齬する場合は、科学をとれ、という方である。また、客観的な手法で現実を観察する科学は、分析的瞑想を重んじる仏教にも通じるところがあること、また、科学は人間の苦しみを減らす技術として活かせることなどから、科学に対して非常に好意的である。 今回はまず科学者の方が最先端の知見をダライラマにご進講し、それに対してダライラマがコメントをするという形式が取られた。以下がその要旨である。長くなるので科学者の先生たちの講演は要旨にした。詳しいノートがほしい方は個別に連絡してください(しかし省略したところは科学者の先生たちのプレゼンで、わたしがそれを正確に理解できているかは謎である。それをいうなら法王様の話もだか。)。 ●●●セッション3 『生命科学・医学と仏教』●●● ● 柳澤正史

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