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ブックマーク / www.yuhikaku.co.jp (2)

  • 北田暁大・岸 政彦「社会学はどこからきて,どこへ行くのか?:第1回 1990年代の「社会学」」 - 連載・対談 - 書斎の窓 | 有斐閣

    東京大学大学院情報学環教授 北田暁大〔Kitada Akihiro〕 龍谷大学社会学部准教授 岸政彦〔Kishi Masahiko〕 岸 この対談は、「社会学はどこからきて、どこへ行くのか?」というテーマで進めたいと思います。社会学の現状を、研究環境や研究動向から、おおまかに捉えて、もういちど考えようと思っています。まず簡単に自己紹介から始めます。僕は2年前に、戦後の沖縄のことを論じた『同化と他者化――戦後沖縄の土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)というを出版して、そのあと『街の人生』(勁草書房、2014年)という、生活史のインタビューをそのまま載せたを書いていますが、を書くようになったのはこの2年くらいです。このあとも何冊か、順次出ることになっています。北田さんは、僕から見ると若いときから世に出ていた方で、1970年前後生まれの同世代のなかでは、燦然と輝くスターです(笑)

  • 西洋政治思想の通史を1人で書くことの蛮勇について | 書斎の窓 | 有斐閣

    このたび私は有斐閣アルマの1冊として『西洋政治思想史』を刊行しました。こののオビには「ソクラテスからサンデルまで」という秀逸なコピーをつけていただきましたが、このの特質を一言でいえば、古代ギリシアから現代の政治理論までを、しかも1人の筆者が書き下ろしたということに尽きます。 とはいえ、これがまさに蛮勇であることも間違いありません。2000年以上にわたる西洋政治思想の歴史を概観することは、気が遠くなるような営為です。それも、個別思想家や多様な概念についての研究は、内外を通じてまさに汗牛充棟の状況です。そのおおよその見通しをつけることさえ、けっして容易ではありません。 私が学生時代に勉強したのは福田歓一『政治学史』(東京大学出版会)です。近代社会契約論を中心に西洋政治思想史を展望するその輝きは、いまなお薄れることはありません。ホッブズ・ロック・ルソーの3人を軸に、政治における近代とは何であ

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