日本の調査捕鯨船が南極海で捕獲したミンククジラ。日本鯨類研究所の公開写真(撮影日不明、2014年11月18日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / FILES / THE INSTITUTE OF CETACEAN RESEARCH 【12月20日 AFP】日本の水産庁職員は20日、政府が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退する意向だと明らかにした。政府は来年にも商業捕鯨再開の準備を進めるものとみられている。国際社会からの反発は必至で、捕鯨・反捕鯨国間の溝が一層深まることも懸念される。 AFPの取材に応じた水産庁職員は、89か国が加盟するIWCからの脱退も含め「あらゆる選択肢を検討している」と表現。一方で政府の捕鯨政策に変更はないと強調したものの、共同通信(Kyodo News)は匿名の政府筋の話として政府が年末までにIWC脱退を正式に決定する見通しだと報じた。 今年9月、ブラジルで開か