Published 2022/01/16 12:00 (JST) Updated 2022/01/16 20:09 (JST) どんなに恐ろしく、どんなに痛く、救助されるまで、どんなに苦しかっただろう。栃木県の那須サファリパークで1月5日朝、飼育係3人がベンガルトラに襲われた。1人は右手首を失った。 動物園やサファリパークは、野生動物の魅力や迫力を伝え、自然と人間の関係を考えるきっかけを与える。その根底にあるのは、命の大切さだと思う。ところが、そこで働く人が死傷する事故がなくならない。 この事故については、まだ分からないことが多い。園の説明によれば、トラは本来いるはずのない通路にいたとみられる。前日夕、夜間収容する獣舎に戻していなかったらしい。事故から2日後の7日、栃木県警が家宅捜索に入り、捜査を始めている。刑事事件としては、安全管理の実態や具体的な過失の特定、そしてその失敗がなぜ起きたの
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