細田博之衆院議長(79)=島根1区=が任期途中で議長職を辞任する意向を固め、突然の報に地元の自民党関係者などからは驚きの声が上がった。高齢に加え、体調不良の影響が議長辞任という形で顕在化し、次期衆院選の立候補は難しいとの観測が出る中、細田氏がどう判断するかが焦点になる。 かつて松江藩上屋敷 細田氏が公務 衆院議長公邸 不昧が使った井戸枠残る 議長辞任意向の報が駆け巡る前の29日午後1時過ぎ、細田氏の姿は東京都内の議長公邸にあった。 「韓国の指導者が変わって対話できる部分もある。漁業や漂着ごみといった身近な問題から取り上げる」。竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))の領土問題に関する要望活動で面会した島根県隠岐の島町の池田高世偉町長に対して意欲を示したという。 池田町長によると、細田氏から体調や進退に関する話はなかったといい、「様子もいつもと変わらなかった」。面会直後にネットニュー