ヤクルトの山田哲人内野手(28)が今季途中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する可能性があることが10日、分かった。宣言残留も認める方針の球団はすでに交渉を進めており、最長7年で総額約45億円の超大型契約を提示しているとみられる。一方で権利を行使すればソフトバンクを筆頭に複数球団が興味を示すもよう。動向に注目が集まる。 【写真】初々しい!高校時代の山田哲人 ヤクルトと仮契約し、歯を見せ笑う 日本球界史上初の3度のトリプルスリー達成者。その去就は2年連続最下位に低迷したチームの命運を握る。この日で1軍全日程が終了。山田哲は保有するFA権について「入団して一生懸命プレーをしてきて自らの身の振り方をじっくり考えるのも初めてなので、じっくり考えたいと思います」と話したが、周囲には「もちろんヤクルトに愛着はある。でも、せっかく取った権利だし、純粋に他球団の評価を聞いてみたい気持ちもある