“しびれるような”とは、多少乱暴だが、ITソリューションが劇的なほど大きな夢を生み出せるという意味である。あるいは、ITソリューションの仕事にかかわる人間には、それだけの大きな夢を描くチャンスがあるということでもある。 最近の仕事を通じて、記者はこうしたことを確信するようになった。今回の記者の眼はこのことについて書くつもりだ。 苦闘の特集取材の果てに 最近の仕事とは、所属する日経ソリューションビジネスの300号記念で「夢」をテーマにした特集を同僚記者と執筆したことである(写真)。企画がスタートしたのは今年春。「普段書いているような特集にはしない。ITソリューションにかかわるすべての人に、『自分は夢のある仕事をしているんだ』と思ってもらえるものにしよう」。編集長の鶴の一声で決まった。 「面白い取材がたくさんできそうだ」と思い、記者はすぐに手を挙げた。心当たりのある取材先を洗い出してインタビュ
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