今日は、「ゲーミフィケーション」という言葉・概念を紹介します。私もまだよく理解しきっていないのですが、今後のWebサイトやWebサービスではかなり重要度が高いのではないかと感じてるものです。 「ゲーミフィケーション(ゲーム化)」とは、ゲーム(そう、ファミコンやプレステのようなゲーム)がユーザーを惹き付ける要因となっている要素・仕組み・仕掛けを、ゲーム以外のもの(WebサイトやWebサービス、購買行動など)に組み込んで、ユーザーにロイヤルティを高めてもらう仕組み。 ゲーム化といっても、Webサイト全体をゲームにしたり、魔王を倒さないとサイトのコンテンツを見られなくしたりすることではないのです。 「ゲームがユーザーを惹き付ける要因」といってもわかりづらいですが、そのあたりを「なぜゲーミフィケーションは効果的なのか?」で久保田氏が解説してくれているものを以下に紹介します(Mashableの英語記
はしがきデータ、特にWebのデータを十分に持っていない顧客に出会うことはまれである。データはどこにでも手に入る。しかし、人々はデータの量に圧倒されてしまっている。いま最も進んでいるアクセス解析ツールを使えば、何百万通りの指標、レポートを自由に設計できる。しかし、そんなに多くを誰が必要とするだろうか?このような自由度をどうすれば活かすことができるだろうか? ここに、興味深い二極化が起こっている。アクセス解析ツールがますます機能を増やしていく一方で、私が一緒に仕事をしているほとんどのマーケティングの管理職と組織は、解析結果を適切に定量化することに苦労しているので、個別で行動可能な目的とKPIを使って簡素化する方法を模索している。 さて、それでは最も上位の質問、「どの程度実行できているか」から始めてみよう。 非常に簡単な質問だが、マーケターがこれに答えるのは難しい。CMO Council(マーケ
2009年1月から連載してきた「モバイルサイト構築のユーザビリティいろは」も今回で最終回です。そこで今回は、今までの連載内容をおさらいしながら、モバイルサイト構築時におさえておきたいモバイルユーザビリティの総まとめをします。 前半では今までのおさらいをし、最後に自分でモバイルサイトのユーザビリティを改善するためのポイントを紹介します。 モバイルサイト構築時の基本チェックポイント公式サイトに関するポイントモバイルメールマガジンに関するポイントモバイルECサイト構築時のポイントモバイルFlashサイトの制作ポイント自分でできる! モバイルユーザビリティ改善の3ステップモバイルユーザビリティ改善のケーススタディ1. モバイルサイト構築時の基本チェックポイント1-1. モバイル端末ならではの制約や特性を理解するモバイルサイトには、画面サイズや1ページで表示できるページ容量制限、キャリアごとの違いな
前回の記事に続き、モバイルSEOの具体的な対策を解説していこう。 文:中島 淑史(アウンコンサルティング株式会社) 監修:棚橋 繁行(アウンコンサルティング株式会社 取締役 兼 常務執行役員) ケータイもPCも検索エンジンのシステムに大きな違いはない。クローラがウェブを巡回してページを読み込むとインデックスが作成され、キーワードが投げられるたびにアルゴリズムによって順位が決まり、検索結果が返される仕組みだ。だが、サイト側には主に5つの違いがある。それぞれの違いと、SEOでのポイントを解説しよう。ケータイとPCの違いは主に以下の5点だ。 公式サイト・一般サイトの区別キャリア/端末の識別IPアドレスによるアクセス制限ケータイ特有の記述言語と構造の違いケータイ検索エンジンの仕様(1) 公式サイト・一般サイトの区別ポイント PCでは、メーカーやアーティストなどが運営する公式サイトはあっても「キャリ
この特集で挙げた57の要因に関して、Yahoo! JAPANに限定して集計した重要度のランキングを示す。 プラス要因トップ20(Yahoo! JAPAN)titleタグ内でのキーワード使用被リンクのアンカーテキストサイト全体でのリンクポピュラリティ本文でのキーワード使用Yahoo!ディレクトリへの登録サイト内部構造としてのリンクポピュラリティリンク元サイトのサイト全体でのリンクポピュラリティサイト開設からの経過時間被リンクの話題関連性サイトの主要テーマと検索の関連性リンク元ページとの話題の関連性被リンク増加率本文のコンテンツとキーワードの(トピック分析による)関連性インデックス可能なテキストコンテンツの量h1タグ内でのキーワードの使用話題コミュニティ内でのリンクポピュラリティリンク元サイトとの話題の関連性リンク設置からの経過時間文書公開からの経過時間リンク周辺のテキストマイナス要因トップ5
その半面、携帯サイトの設計については、PCサイトとは異なるユーザー特性があるにもかかわらずノウハウは少なく、中規模以上のサイトであっても「とりあえず作っただけ」のサイトや、やみくもに見た目だけを新しく装ったサイトが多いのが現状である。 今回は、携帯サイトの設計、その中でも特にビジネス成果に直結するフォームについてピックアップし、携帯ユーザー特有の行動に対していかに対応すべきかを考えてみたいと思う。 さて、複数のブラウザを立ち上げて、画面を切り替えながら操作が可能なPC環境と違い、モバイル端末では一度サイトから離れると、戻ってくるのが非常に大変である。そのため、携帯サイトのフォーム登録はPC以上に「一発勝負」であることを強く意識する必要があるだろう。 まず、ユーザーの入力負荷を減らし、自動入力が可能な部分は可能な限り実装するなどの配慮を欠かさないようにする必要がある。さらに、「携帯特有の機能
検索エンジンの上位表示を狙ってアクセス数アップ!本誌の読者ならばSEOに関して相当詳しく理解して実践していることだろう。しかし、改めてSEOの基本を理解しておくことも大切だ。 SEOとは「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)のこと。検索エンジンで検索したときに、検索結果で自分のウェブサイトの表示順位をより上位に押し上げるためのマーケティング上のテクニックだ。検索結果の上位に表示されるものほど、より多くのユーザーの目に留まりクリックされることは明らかなので、SEOのアクセスアップに対する効果は非常に大きい。 SEOの対象とする検索エンジンは、日本でよく使われている順に、ヤフー、グーグル、そして余力があればMSN(Liveサーチ)を選ぶのが一般的だ。オプトとクロス・マーケティングが2006年4月に発表した「検索エンジン利用状況実態調査」では、国内検索エン
オンラインの、切実だけど思うように行かない話を取り上げる。サイトにやってきた人々が、サイトでどんな行動を選択するのか? うまく計画を立てられれば、その答えは「サイト側が望むもの」になる。 サイトにビジターが集まったとする。ビジターはサイトのいろんなページを思い思いに見て回っている。さてどうするか。アクション(行動)の道筋を明確にする必要がある。ここでいうアクションの筋道とは、手取り足取り情報を案内し、ショッピングカートや登録プラン、ダウンロードなどへとビジターを導く緻密で手の込んだ視覚による刺激のことだ。 顧客とトラフィックに関する僕の記事(日本語版記事)からの続きで、今回は、ビジターがたどる明確なアクションの道筋を作るために、ページをどうデザインするかという問題に取り組む。 サイトでのビジターの行動に影響する要因として、どんなものが考えられるだろうか。 サイズ――文字サイズ、ページサイズ
[コラム]カスタマーエクスペリエンスで 道は開ける ~フォレスター・リサーチのWebサイト方法論 by ジョナサン・ブラウン フォレスター・リサーチのシニア・アナリストであるジョナサン・ブラウン氏によるウェブコラム。 主にカスタマーエクスペリエンスとマーケティングの側面から企業のビジネスをサポートしているジョナサン氏が、企業サイトにおけるユーザー志向の考え方や方法論をさまざまな切り口で解説します。 前回のコラムでは、サイトの目的にかかわらず必要になることが多い、企業サイトの申し込みフォームについて、フォレスターが調査した「なぜ途中で申し込みをあきらめてしまうのか」の概要と、申し込みフォームが使いづらい具体的な原因の1つ「フォームのラベルやボタンの位置やデザイン」とその解決方法を解説しました。 今回は、その続編として、申し込みフォームをより使いやすくするために注意するべき具体的なチェック点や
集客のためによかれと思ってやっている、さまざまなマーケティング手法。なのに結果がついてこない、アドバイスを聞いてもなんとなく納得いかない……とお悩みの方は多いのではないだろうか。もしかしたらそんなあなたと、あなたの周囲のウェブマーケティングは、どこかが「変」なのかもしれない。 デジタルフォレスト 清水昌浩氏が、実話をもとにウェブマーケティングの問題点とその解決策を読み解くシリーズ。 サイトの問題点を改善するとき、あなたは何を頼りにするだろう。過去の成功例、周囲のアドバイス……。いろいろあるが、それは本当にサイトにとって大きな効果を生むものなのだろうか? そもそも、改善するべきその問題が生じた原因を明らかにしなければ、前には進めない。ここでは、適切な分析と施策の判断について、具体的な事例を挙げて紹介していく。 第1回となる今回のテーマは、「コンバージョン数の向上」。コンバージョン数の向上は多
今朝、アンディ・グリーンバーグ氏がForbes誌のテクノロジセクションのフロントページに「Googleが裏金を追放(Google Purges the Payola)」と題する記事を書いていた。検索エンジンと有料リンクとのバトルに焦点を当てたものだ。大方の見るところでは、このバトルはまだ終わりそうにない。 たいていのユーザーは、スポンサー付きのリンクと広告の違いがはっきりはわからない。英国の雑誌『New Scientist』のサイトで考えてみよう。New Scientistのサイトはホームページのいちばん下あたりに「スポンサー付きリンク」がある。歯の美白のサイトや、婦人靴を販売するドイツ語のサイト(New Scientist読者の多くはたぶん興味を示さない)など、意外なサイトにつながっていて不思議な感じがする。 実は検索エンジンの複雑怪奇な仕組みの世界においては、このようなリンクでも、誰か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く