EU=ヨーロッパ連合の加盟各国は、夏のバカンスシーズンを前に新型コロナウイルスの対策として続けている域内の国どうしの入国制限を15日以降、緩和する動きを本格化させます。深刻な打撃を受けている観光業の立て直しにつなげられるかが大きな課題となっています。 しかし、主要産業の1つである観光業が大きな打撃を受けていることなどから、EUは夏のバカンスシーズンを前に制限を緩和するよう加盟各国に提案し、感染拡大がおさえられていると判断した国は15日以降、制限の緩和を本格化させます。 このうちフランスは15日から、原則としてEU域内のほぼすべての加盟国からの入国を認めるほか、ドイツも16日からこれまで制限していた隣接する国からの入国を認めることにしています。 ただ、ギリシャは、感染が深刻だったイタリアやスペインなどからの旅行客にはPCR検査を義務づけるなど、国によって制限を緩和する対象国や時期が異なり、足
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