徳島県の鳴門山上病院(鳴門市)は6月20日、ランサムウェア「Lockbit 2.0」を使った攻撃を受けたと発表した。この影響で、電子カルテや院内LANが使用不能になり、業務に支障が出たため、同日は初診の受け付けを停止している。 同病院は高齢者向けリハビリテーションと療養を主に行う病院。ランサムウェアの侵入があったのは19日午後5時40分ごろとみられる。入院中の患者の診療やケアにはほぼ影響がなかったが、受け付け業務や処方に問題が出ているという。 同病院は「行政及び関係機関などの御支援により原因の究明と可能な限り速やかな回復に努めております。関係者の皆さまには、ご迷惑をおかけすることになり誠に申し訳ございません」と謝罪した。 Lockbit 2.0は、感染することでファイルを暗号化し、金銭を要求するランサムウェア。感染した端末の壁紙を変更することで、見た人へ内通者になるよう呼び掛けもする。同じ
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