「父が坂本龍馬の大ファンで、龍馬と名づけられました。ただ、龍馬先生同様に早死にされても困るからと、弟には『希望』とつけるような親ですからね。『僕が死んでも“希望”が残るから大丈夫ってこと!?』と軽くヘコんだことも……」と苦笑するのは、出版社・主婦の友社に勤務する坂本龍馬さん(39歳)。大河ドラマ『龍馬伝』と時期を合わせた期間限定ムック『RYOMA』の編集長を務めた経験もあり。「同姓同名だからというだけで無理やり編集長をやらされた」とか言うわりには、妙に完成度の高い龍馬コスプレ写真を誌面に載せてるじゃないスか。 「いやまあ、やるとなったら徹底的にノッたもの勝ちというか。でも、名前のおかげで得をした経験のほうが多いかも。すぐに名前を覚えてもらえるし、いくつになっても『龍馬』と下の名前で親しみを込めて呼んでもらえるし」 そんな龍馬さんが、「名前のことで、ここまで不愉快な思いをしたのは人生初」と憤