厚生労働省は2020年6月19日午後3時すぎ、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を通知するスマートフォン向けアプリの試用版の配信を始めた。通称は「COCOA」。「COVID-19 Contact Confirming Application」の略だ。 近距離無線通信「Bluetooth」を使い、アプリの利用者同士が1メートルの距離で15分以上近づいていた場合にそれぞれのスマホへ接触データを自動的に残す。14日以内に濃厚接触が記録された人が新型コロナに感染した場合、各自のスマホに通知する。アプリで濃厚接触の通知を受けた人は優先的にPCR検査が受けられるようにする。