Linux関連の技術者認定試験を実施するLPI-Japanは2013年3月5日、ビジネスにおけるOSS活用を促す活動の一環として、「新たなビジネスを切り開くオープンソース」と題するイベントを開催した。仮想化やOSSデータベース、サポートなどをテーマに、セミナーに4人が登壇した。 講演に先立ち、LPI-Japanの成井弦氏(理事長、写真1)がOSSのビジネスモデルについて現状を分析。典型的なモデルは「貢献の競争に勝つ」「サポートで稼ぐ」「自社ソフトウエア(あるいは自社製品をサポートするソフトウエア)のオープンソース化」の三つがあるとした。 特に一つ目の「貢献の競争に勝つ」では、Android OSの改善において世界最大の貢献をしている韓国サムソン電子の取り組みに注目すべきという。「サムソンは大きな貢献をすることで、Android OSを自社にとって都合がいいように改変しつつある」(同氏)。一
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