いまやあらゆる商品、サービスで「差別化」が難しくなってきた時代。ヒット商品が出ればすぐに模倣されて、飽きられるスピードもどんどん速くなっている。そのように「差別化」がとても難しくなった時代にあって、いま注目されているのが「プロセスエコノミー」という考え方である。 これからの時代には「最終商品」そのものよりも「プロセス」そのものにより大きな価値が出てくるという。じつは誰でも始められるプロセスエコノミーとだが、やり方を間違えると弊害もある。それでは、われわれはプロセスエコノミーをどうやって使っていけばいいのか――。前回記事『5年後に「稼げる人」「稼げない人」の差…いま大注目される「プロセスエコノミー」のすごい正体』に続き、『プロセスエコノミーあなたの物語が価値になる』を上梓した尾原和啓さんが語り尽くした。 プロセスエコノミーの「正しい使い方」 ―まずは『プロセスエコノミーの弊害』について触れて