ウクライナ・マリウポリでパンを配るロシア兵やボランティア(2022年4月12日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【4月13日 AFP】(更新、図解追加)ロシア国防省は13日、ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)で、同国兵1000人以上が投降したと発表した。 要衝マリウポリは、1か月以上にわたりロシア軍に包囲されている。 国防省は、同市で「ウクライナ第36海軍歩兵旅団の兵士1026人が自発的に武器を放棄して投降した」との声明を出した。うち162人が将校、47人が女性で、100人以上が負傷しているという。 ロシアは併合したクリミア(Crimea)半島と、ドンバス(Donbas)地方のドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)両州の親ロシア派武装勢力支配地域とを結ぶことを目指しているとみられ、軍事行動開始直後にマリウポリを包囲した。