今月末に営業運転が終わり、12月のラストランで現役を引退する初代新幹線「0系」の“サヨナラ商戦”が活発化している。駅弁やハンカチなどが駅構内のキヨスクなどで売られているが、中でも大人から子供までの幅広い層に人気なのが、細長い新幹線型のパッケージに入った「0系バームクーヘン」だ。JR博多駅などでの限定発売だが予想以上の売り上げで、追加製造も決まった。 「0系バームクーヘン」は、新幹線を模した白地に青いライン、三つの車両には「ひかり 博多」「自由席」などと印刷された細長い箱に、直径約3センチ、長さ約50センチのバームクーヘンが1本入っている。JR博多駅(福岡市)、小倉駅(北九州市)の売店と、製造元の菓子メーカー「二鶴堂」のホームページで12月末までの限定で発売されている。1本530円。 今年9月に発売したところ、パッケージが目立つこともあって順調に売れ行きを伸ばしている。12月までの4カ月で5