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  • かくかい-教育-『源語梯』の諸本について

    1999.2.4 黒川 孝広 一、はじめに 『源語梯』については、中井竹山の「源語梯辨」により、江戸期の出版盗作問題として知られているが、その諸についての研究は未だ見受けられない。稿はその諸について整理するものである。 二、『源語梯』について 『源語梯』は、「源氏物語」の註釈辞書である。ことばを「いろは」順にし、それを虚詞人事、天地時候、人倫支体、生殖気形、服飾器財の五項目に分けて、語釈を施している。見出し語は一六四三語ある。見出し語に続いて註を割注形式で記されている。書名は、天明四年初版の「序」にある 源語のときがたく、わきまへがたきことを、たづねもとむるのかけはしなれば の「かけはし」によると思われる。 このは五井純禎(蘭洲)の『源語詁』を「いろは順」にし、語を増やすなど纂訂刊行したものであることが、中井竹山の「源語梯辨」に見える。池田亀鑑氏の『源氏物語事典』(1)によると、『

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