新型コロナウイルスの新たな感染者数が、100人を超えたことについて、西村経済再生担当大臣は、今のところ政府としての対応の方向性を変える考えはないとしたうえで、引き続き緊張感を持って、感染者数の動向を分析する考えを示しました。 これについて西村経済再生担当大臣は、記者会見で27日午前、政府の専門家会議の尾身副座長や埼玉県の大野知事と電話で意見交換したことを明らかにしたうえで、「東京の新規感染者のおよそ半分は感染経路が判明している。これまでの集団検査で陽性になった方の濃厚接触者がかなり含まれており、夜の街の関係者が31人だ」と述べました。 そのうえで「感染者の数自体で、対応の方向性を変えることは考えていないが、これまで考えてきた以外にも、クラスターのようなものがあるのかどうか、しっかり分析をして、緊張感を持った対応を考えていきたい」と述べました。 また西村大臣は、感染の再拡大に備え、来月1日に