ポイント タンパク質が、まったく異なる物質である転移RNAと、形から反応まで酷似するように進化 EF-Pが、転移RNAに働く酵素を先祖にもつGenXからアミノ酸を受け取る様子を3Dで解明 細菌だけに存在するGenXは副作用のない新規抗菌薬開発の有望なターゲットに 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人東京大学(濱田純一総長)は、遺伝情報の翻訳過程で必須の役割を果たす翻訳因子EF-Pと、機能不明であった酵素GenXとの複合体の立体構造解析に成功し、EF-PがGenXによりアミノ酸を受け取ることを発見しました。これにより、タンパク質であるEF-Pが、核酸である転移RNA(tRNA)※1と、形だけでなく、その反応までもが酷似していることを初めて明らかにすることができました。また、GenXによるEF-Pへのアミノ酸の受け渡しが、大腸菌など真正細菌※2の増殖に必須であることも
キャベツが、1つの葉に集中して卵を産みつけるガの一種、コナガの幼虫に食べられた際、特殊な物質を大量に放出して被害が実際よりも多いように装い、コナガの天敵のハチを多く呼び寄せることを、京都大学の高林純示教授(生態学)らの研究チームが突きとめ、18日付(日本時間)の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。 食害を受けた植物は葉の内部で化合物を合成し、害虫の天敵を呼び寄せる揮発性の物質を作って葉から放出。キャベツもこの性質をもつ。 研究チームは食害を受けたキャベツが放出するこの物質量の変化を計測。1つの葉に卵を1つしか産み付けないモンシロチョウの幼虫に食べられたキャベツがダメージの程度に比例して物質を増加させる一方、コナガの幼虫の場合は被害の程度に関係なく、大量の物質を放出していたという。 研究チームは、キャベツが幼虫の唾液(だえき)の成分でより食害の危険性が高いコナガを識別し、大量のハチ
植物の光合成を支える酵素を作るのに欠かせない遺伝子を、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)の蘆田(あしだ)弘樹助教らが見つけた。研究グループは「さらに研究を進めれば、将来的に食料増産につながる」としている。 この酵素は、地球上で最も多量にあるたんぱく質「ルビスコ」で、葉緑体で大量に作られ植物の高い生産性を支えている。植物は葉緑体の中に太陽などの光エネルギーを取り込み、ルビスコで二酸化炭素(CO2)を固定して、でんぷんを作っている。 蘆田助教らは、突然変異でルビスコがうまく作れないシロイヌナズナの株を解析。この株では、ある遺伝子に変異があり、遺伝情報を読み取ってたんぱく質を合成する「リボゾーム」のうち、葉緑体で働くものだけが不完全な状態だった。そのため、ルビスコを含め、光合成にかかわるたんぱく質をほとんど作れなかった。遺伝子は「ルビスコの蓄積に必要」という意味の英語の頭文字から「NARA
科学絵描き虫、「三度の飯より絵を描くことが好きな人」という意味では無い。英語だとleaf miner「葉っぱの炭鉱夫」と呼ばれている。幼虫が葉に潜り込んで中の葉肉組織だけを食べるというタイプ。表皮はそのまんまなので外から見ると、幼虫の通り道だけ跡が残ってラインを引いたように見える。字書き虫とも言うそうだ。ハエ、ガなどにこういう生活様式な種類がいる。by Alan Vernon Bacteria Bring Leaves Back From the Dead - ScienceNOWリーフマイナーなガの一種であるPhyllonorycter blancardellaの幼虫。こいつは秋に黄色くなった林檎の木の葉っぱに潜っているのだけれども、その部分は緑色に変わるのだ。この"グリーンアイランド"なとこは実際に光合成活性がある。つまりこの幼虫は紅葉した葉を緑に戻して食べられるようにする技を持つのだ
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The ebola virus is one of the nastiest pathogens known to man. It corrodes blood vessels and stops clotting, leaving most of its human victims bleeding to death through their pores. And guinea pigs — along with opossums, wallabies and insect-eating bats — have it in their genes. A genomic hunt for virus genes traced […] The ebola virus is one of the nastiest pathogens known to man. It corrodes blo
【モントリオール足立旬子】カナダ・モントリオールで開会中の国連生物多様性条約の作業部会は16日、動植物や微生物などの遺伝資源の利用と利益配分の国際ルールを定めた「名古屋議定書」の原案を作成し、閉幕した。原案は、企業などが遺伝資源を取得する際、提供国の事前同意を取ることや、生じた利益を提供国に公平に配分するよう義務づけた。しかし、各国は遺伝資源の対象範囲や具体的な手続きで対立。10月に名古屋市で開かれる同条約第10回締約国会議(COP10)で協議し、議定書案の採択を目指す。 各国に自国の資源に主権的権利があると規定した条約が発効して18年目。遺伝資源を提供する途上国と、開発する先進国の間で取得の手続きや利益配分をめぐる対立が続いた。02年に自主規定が作られたが、途上国は法的拘束力のある議定書の策定を求めてきた。 原案によると、生物多様性の保全と持続可能な利用を目的に、遺伝資源の利用から生じる
2018年05月11日更新 [1]シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみました (2015/03/28) [2]ジョン・レノンの曲に DNA を修復するといわれるソルフェジオ周波数 528Hz コード「だけ」で作られていたものがあることに気づいた日の少し前に「宇宙の周波数」と言われる 432Hz を示すクロップサークルが発見されていた (2014/08/26) [3]《特報》「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」ことを、オーストラリアの量子学研究チームが実験で確認 (2015/06/06) [4]植物が「緑色」であり続ける理由がわかった! そして人間の生活システムの完成は「植物との完全な共生」にあるのかもしれないことも (2015/07/06) [5] あらゆる音楽のピッチをテンポを変えずに 440Hz から 432
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