2005年10月18日のブックマーク (1件)

  • 解説:宮崎学『近代の奈落』〜亜細亜的相互扶助の可能性を論じる〜 - MIYADAI.com Blog

    【差別を巡る社会学の偏り】 ■過去から現在に渡って社会システムは間断なく差別を再生産している。差別は、特定の社会システムだけが再生産するのか。社会システムなるもの一般が再生産するのか。前者であれば社会システムの改変が課題となり、後者であれば無害化や極小化が課題となろう。 ■社会学者として、差別に関わる社会学研究の歴史を述べるべきだろう。一九六〇年代の公民権運動の時代を経て暫くの間、社会学にはリベラルの風が吹いた。パーソンズ流の構造機能主義理論に対して、ミクロな対人関係における意味形成を扱う諸理論が勃興した。 ■シュッツ流の現象学的社会学しかり。ブルーマー流の象徴的相互作用論しかり。バーガー流の現実構成論しかり。ガーフィンケル流のエスノメソドロジーしかり。ゴフマン流の役割演技論しかり。これらの影響を受けたルーマン流の社会システム理論しかり──。 ■とりわけ象徴的相互作用論の流れに属するH・S

    kwkt
    kwkt 2005/10/18
    差別は特殊な社会システムが孕む問題か、社会システム一般が孕む問題か。