今時のアプリ開発において、コンテナは避けて通れないものになっています。そして数多くあるコンテナ実行環境の中でも、デファクトスタンダードと言えるのがDockerです。そんなDockerのイメージですが、皆さんは正しくビルドできていますか? そのコンテナは無駄に太っていませんか? 効率よく最短時間でビルドできていますか? セキュリティは大丈夫ですか? 今回はDockerfileの書き方をテーマに、「今さら聞けない」Docker入門をお届けします。
この記事はNuco Advent Calendar 2023の9日目の記事です。 はじめに この記事ではDockerで開発環境を行うために理解してほしい概念と実際の開発環境の構築手順について解説を行います。大きく分けて、 ・Dockerの概念理解 ・開発環境の構築 これらの章により構成されています。この記事を読むことで、Dockerファイル、イメージ、コンテナ、Docker compose、compose.ymlを理解できるようになることを目指しています。Dockerに触れてみたい、Dockerの理解があやふやという方は参考にしてみてください! 弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 Dockerとは まず、Do
今更聞けないDockerのしくみ(「Dockerとは?」から「docker-composeファイルを1人で作れるようになる」まで)RubyRailsDockerdockerfiledocker-compose はじめに なんとな〜くdockerを使い始めてはや4年ほど。 既存のプロジェクトにアサインされた場合はdockerファイルに何が記載されているかなんて意識せずコマンドを実行するだけで、何か自分で一から作る時は、誰かが作ったものをどこからか持ってきて済ませていた。 こんな感じなのでdockerをなんとなく扱えてはいるが細かいところを全く理解できてない。 今回は人に説明できるくらい理解できるようになろうとした男の記事です。 ハンズオン形式でやっていきますので一緒に手を動かしながらやってみていただけると嬉しいです。 対象とする読者 これからdockerをは0から理解したい人 なんとなくdo
概要 前提 規約 コンテナはエフェメラル(短命:ephemeral)であること .dockerignoreを有効活用する 不要なパッケージのインストールを避ける コンテナ毎に1つのプロセスだけ実行 レイヤーの数を最小に 複数行の引数はアルファベット順、改行すること Docker network 概要 bridge none host overlay ipvlan macvlan Docker Volume 概要 bind mount volume tmpfs mount Dockerfileを扱う まずはDockerfileを作成する! FROM:ベースイメージを作成 RUN: 任意のコマンドを実行する WORKDIR: ワークディレクトリを追加する レイヤーの確認 コンテナの生成と停止 imageを作成 runでコンテナを起動 stopでコンテナを停止 pruneでDockerのお掃除
Dockerを触りながら学んでいく、初心者向けの記事です。 用語の解説等はほとんどせずに、とにかく触ってみることを目的としています。 Phase 1: Dockerの基本 コマンドを試しながら基本操作を学びます。 Phase 2: Dockerfileをもう少し書いてみる Dockerfileを使って、簡単なWebアプリケーションを作成します。 Phase 3: Docker Composeを使ってみる Docker Composeを使って、複数のコンテナを一括管理します。 Phase 1: Dockerの基本 Dockerの基本的な操作を試してみます。 プロジェクトフォルダの作成 次のコマンドを実行して、プロジェクトフォルダを作成します。
次々と発表されるオープンな日本語大規模モデル どうなっているの??という感じですよね。 我らがnpakaさんは、さっそくGoogle Colabで動かしていらっしゃいます。 ただ、Google Colabだと毎回モデルのダウンロードが大変なので、ローカルでDocker使って手軽に動かせるといいな、ということでやってみました。 以下GitHubのリポジトリにDockerfileとサンプルプログラムをおいています。チャットっぽいことをできるようにしています。 上記で、サイバーエージェントとリンナのLLMが両方動きます。 使用環境 前提となる環境です。使用しているPCのスペックは以下です。 項目 内容
こんにちは、CLI生活至上主義?の、 ひのしば です。 まぁ、至上主義というのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、screen, vim, mutt, newsboat, pass, あとは、gitやssh 辺りを使う生活をしており、1日の作業がこれだけで完結するような事もあるような生活を送っています。 さて、そんな私が、ワークステーションサーバに、macOSや、Windows, Linuxから接続して操作するといった構成から、 作業環境をDockerfileにまとめ、手元で上がる環境をdockerコンテナへ統一し作業する構成とした話を紹介します。 この環境は、ここ数ヶ月、不自由なく使えている事もあり、自身の整理のためにも、どのような点が気になって対応したのかを挙げていきます。 詳細は下部に記載する通りですが、 例えば、dockerfile上のuidの問題に気をつける点、Linuxとma
このドキュメントは、効率的なイメージ構築のために推奨するベストプラクティスを扱います。 Docker は Dockerfile に書かれた命令を読み込み、自動的にイメージを構築します。 Dockerfile はイメージを構築するために必要な全ての命令を、順番通りに記述したテキストファイルです。 Dockerfile は特定の書式と命令群に忠実であり、それらは Dockerfile リファレンス で確認できます。 Dockerfile の命令に相当する読み込み専用のレイヤによって、 Docker イメージは構成されます。それぞれのレイヤは直前のレイヤから変更した差分であり、これらのレイヤは積み重なっています。次の Dockerfile を見ましょう。 命令ごとに1つのレイヤを作成します。 FROM は ubuntu:18.04 の Docker イメージからレイヤを作成 COPY は現在のデ
六車 光貴 2020年新卒入社エンジニア。最近エアコンは冷房ではなく除湿のほうが部屋が冷えやすいと知りました。
Guest post by Docker Community Member Justin Chadell. This post originally appeared here. As of a couple weeks ago, Docker’s BuildKit tool for building Dockerfiles now supports heredoc syntax! With these new improvements, we can do all sorts of things that were difficult before, like multiline RUNs without needing all those pesky backslashes at the end of each line, or the creation of small inline
Dockerfileを作っている最中に動作確認中に途中で落ちてしまって、その状態でイメージの中身を確認したい時とかが多々あるかと思いますが 今回はそんなやり方、定番かもしれないですが書いてみようと思います。 まずは適当なDockerfileを作ってビルドします。 docker build --rm -t building . このビルド時にエラーが出てイメージの作成が止まったという想定です。 docker buildで失敗すると・・・ docker imagesには というイメージが出来ています。 こいつは Dockerfile上のタスク(RUNとかADDとかの単位)で正常に処理が完了した状態が一時的にイメージ化されているものです。 で、docker buildで失敗した状態というのは docker ps -aで表示される停止しているコンテナが持っています。 なので、このコンテナに入ること
概要 Dockerfileを書くためのベストプラクティスを読んで、ベストプラクティスなDockerfileを作った/作りたい人が対象です。 そのDockerfileで大丈夫かを3分でチェックできるツールをつくりました。Hadolintのような、単なるDockerfileのLinterではなく、ビルドしたイメージの中身まで細かく分析します。 通常のLinterでは原理的に不可能な、ベースイメージに存在している危険性も含めて調べることができます。 ←GitHubのStarもらえると嬉しいです。 Dockleの内部で使われているツールはTrivy, Vulsなどと同じなので、そのあたりを踏まえて、動作原理を別記事にまとめました。 人を震えさせるツール「Dockle」の仕組みを解説 なお、DockerHubで人気のコンテナに対して試した結果をサイトにして公開しています。操作方法もふくめて、別記事に
概要 Docker Documentation にある、Best practices for writing Dockerfiles の参考日本語訳です。ドキュメントは、2019年5月31日現在のカレントである Docker v18.09 (current) です。 背景 ―― 以前の翻訳から時間が経過し、全体的に手直ししたいものの、差分が大きすぎる状況です。そのため、リファレンスや重要性の高いものから優先的に着手することにしました。 スライド資料 背景やヒント、図解などを追加した補足用スライドを作成しました Dockerfile を書くためのベストプラクティス解説編 BuildKitなどの最新機能や Dockerfile の記述例については、こちらのスライドをご覧ください。 Dockerfileを改善するためのBest Practice 2019年版 Dockerfile を書くためのベ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く