ブックマーク / 50retire.hateblo.jp (11)

  • FIREの種類が増えたことに対し感じること - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    私がリタイアした2020年初頭(コロナが始まった頃)には、"FIRE"という概念がようやく日で紹介され始めた頃で、それまではアーリーリタイア(早期リタイア)とセミリタイアの二立てだったと思います。 まだその頃のFIREは、資産額に違いこそあれ、RE後は(投資関連以外は)働かないというのが一般的だったように思いますが、その後、○○FIREという種類が次々と出てきて、ある程度は働くこと前提のスタイルも増えてきました。 当ブログ休止中、私はそういうことにあまり関心を持たなかったのですが、再開後、またFIREやリタイア関連の記事や動画を見だしたので、感じたことを書いてみたいと思います。 世間で言われているFIREの全貌を把握しているのではないですが、今思いついた○○FIREを挙げてみます。 資産額・生活レベルによる分類 ファットFIRE(贅沢系) リーンFIRE(節約系) RE後の仕事・資産形

    FIREの種類が増えたことに対し感じること - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • 【50歳】もっと早くリタイアできたという後悔はしているか? - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    以前のセミリタイア系のブログでの定番の後悔として「もっと早くリタイアすべきだった!」というのがあります(最近は知りませんが)。その理由として、リタイア資産は案外減らないし、こんなに楽しいリタイア生活なんだし、というところでしょう。その気持ちは分かります。 一方、私がリタイアしたのは50歳ですが、今までの資産の推移から考えるに、もう数年早くリタイアすることも不可能ではなかった、と言えます。 リタイア年齢や目標金額の設定には悩ましい点がある ただ、それで後悔しているか?というと、そういうわけではないのかな。 その理由としては、「50歳」というのはリタイア計画時に自分で決めた年齢だから、ということがあります。 まぁ、それは自分の心の中から出てきたことではなく、会社の早期退職制度が50歳から使えるという外的要素が大きいものではありました。 ただ一方で、セミリタイア検討時に会社の退職規程を読み込んで

    【50歳】もっと早くリタイアできたという後悔はしているか? - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • 経営者が定年後も仕事することを賛美するワケとは? - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    定年後の仕事を賛美する、次のような記事が定期的にあがってきます。 定年後、「絶望の30年」を過ごす人と「幸せな30年」を過ごす人の分かれ道はここにあった…3000万人の人たちが誤解している「お金の使い方」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース しかし、蓄えがあればあったで、それをアテにして、新しい仕事に踏み出す意欲をなくしてしまう恐れもあります。毎日、何をするでもなくぼんやりと過ごし、仕事を通じて社会と関わることもない生活から、はたして生きる喜びや充実感を得られるでしょうか。定年退職は、「お金質」と「当の幸福とは何か」について考えるよい機会だと思います。 これを書かれた方は、丹羽宇一郎さんという、伊藤忠商事の会長まで勤められた方で、会長退任後、中国大使や、いくつかの名誉職を歴任されておられます。 定年後、仕事をせず過ごすことに否定的な発信をする人のうち、一つの類型として、(元)経

    経営者が定年後も仕事することを賛美するワケとは? - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • セミリタイア計画に公的年金を取り入れることについて - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    最近でこそ、セミリタイア・FIRE系の発信において、公的年金のことに触れる発信も多少は出てきたように思いますが、私のリタイア時期(4~5年前)は、相当に少なかったように記憶しています。 しかし、リタイア年齢がどんなに若かろうと、死なない限り、いつかは高齢者になるのだから、公的年金のことを無視するというのは大半の人にとって現実的でないし、逆に、ここをキチンと検討しておくことで、早期リタイアへのハードルを下げることができると考えています。 ひと昔、ふた昔くらい前の「アーリーリタイア」のイメージといえば、(仕事または投資などの)やり手の人が、若くして生涯で必要な金を稼ぎきり、40歳くらいで満を持してリタイアする、というものでした。彼らは、資産の利子で悠々と暮らしているのでしょうね。おそらくアメリカあたりが場なのでしょう。 こんなこと中々難しいことのように思えますが、実は「それほどやり手でない日

    セミリタイア計画に公的年金を取り入れることについて - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • やりたいことはFIRE関係無く今すぐ始めろ - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    FIRE卒業の理由の一つとして「FIREに飽きる」というのがありますが、私にはその感覚が分からないので、ブログのネタとして色々検索していたら、次の記事がヒットしました。 この記事、FIRE卒業or失敗者の一方的な記事と思いきや、そうではありませんでした。 登場人物は、今井さん(仮名)。最初、FIREのデメリットっぽいことが沢山書いてあるので、じゃぁFIREを卒業したのかと思っていたら、突然、次のような話が飛び出しました。 「勿論悪いことばかりではないですよ。なによりストレスはありません。(中略)会社員に戻りたいかと聞かれればそのつもりはないです。」 (中略) では、目標はどう決めれば良いと思いますか? 「今やりたい事やいつかやりたい事をFIREとか関係なしに始めることですよ。どんな事でもいいんです。やりたい事をやる。その助けになるのがFIREなんですから。目標FIREじゃあ、なくて、来の

    やりたいことはFIRE関係無く今すぐ始めろ - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • FIREに必要と思う額は平均1億900万、に対し思うこと - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    2023年4月、【FIREに関する意識調査】というのをやっていて、「FIREするのに必要だと思う資産は平均1億900万円」という結果が出たそうです。 これについて思うことを述べていきます。 まず、これは「意識調査」と銘打っていますが、統計論に基づく正式な世論調査ではなく、ネットアンケートの域を出ない、ということは言っておきます。それは調査方法が「インターネットによる任意回答」となっており、無作為抽出(ランダムサンプリング)になっていないからです。 FIREについてネットで任意回答させれば、FIREに興味のある人々が集まってきて「FIREしたいととても思う」が半数を超えるのは至極当然。大阪駅前で「ひいきの球団は?」と問うて、阪神が2割しかいなかったら、それこそビックリです。 *** それはそれとして、「FIREするのに必要だと思う資産」の回答結果はちょっと興味深くは思いましたね。無作為抽出で

    FIREに必要と思う額は平均1億900万、に対し思うこと - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • 等身大のセミリタイアを書いてきた - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    当ブログのコメントにて「等身大のセミリタイア生活者」という風に評して頂きました。自分で「等身大であろう」と考えていたわけではないのですが、確かにそういえば、変にキラキラと飾ったり、逆に卑屈になったり、ということは、ブログに書かないようにしてきました。 それは、そもそも私のセミリタイアまでの経緯・方法論、またはセミリタイア生活に、特段キラキラした要素が無いからですね。 「投資をして、こんなに早くFIRE出来ました!」とか、「リタイア後も、自分の好きな仕事をするだけで、資産がどんどん増えています!」とか、書きようがないんですよね。 まぁ、今後、働かなくても逃げ切れるだけの資金は作ったつもりではあります。でも、それは以前も述べた通り、長年レールに乗っかり続けて、収入よりも支出が圧倒的に少ない生活を続けていただけのことであって、他のFIRE系記事を読み慣れていると、面白くとも何ともない話でしょう。

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  • リタイアと介護保険、その制度について - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    ゲームは1日1時間!の高橋名人が、介護保険料の高さにご機嫌ナナメです。 高橋名人「介護保険払えって書類が来た」高額の保険料明かし「高過ぎ」「恐ろしい」「びっくり」と反響 名人は「65歳になったら、介護保険払えって書類が来たよ」と投稿。「11ヶ月分で18万弱。なんかさぁ…」と、高額の保険料に肩を落とした。 確かに、介護保険とか健康保険とか年金などの強制的に国に持っていかれるお金が面白くないのは分かります。 でも、私個人の経験からすると、これはやはり必要なお金だし、所得や居住地によって大幅に保険料が異なっているということも伝えないとフェアではありません。 そこで今回はリタイア(定年・早期問わず)と介護保険について考えることを述べていきます。介護保険の肩を持つようなことを述べるし、制度の説明が大半なので、それが嫌な方はブラウザバックして下さい。 高橋名人の保険料について 一般の介護保険料について

    リタイアと介護保険、その制度について - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • 【FIRE】収益「のみで」暮らそうとする理由とは?《後編》 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    《前編》では、FIREというスタイルが、「収益のみで暮らす(足りなければ労働)」というのが前提になってしまっていて、(元以上に)取り崩すという概念がほとんど現れてこない理由として、 計画として「だけ」なら簡潔かつ完璧 収支均衡思想~資産は減ってはいけない~ ということを挙げました。今回はその続きです。 元取り崩しは、FIRE的には「ダサイ」 将来の見通しがきかない「早すぎる退職」 まとめ 元取り崩しは、FIRE的には「ダサイ」 FIREという言葉自体には、FI(経済的独立)を以て、RE(早期リタイア)するという以上のものは含まれていません。だから4%ルールというのは、FIREの単なる一手法に過ぎないと私個人は思っているのですが、FIRE界では、これがスタンダードなものとして祭り上げられています。 しかも、「4%の利回りで運用し、引出額を元の4%以内に抑えれば元が減らない」という、

    【FIRE】収益「のみで」暮らそうとする理由とは?《後編》 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • 【FIRE】収益「のみで」暮らそうとする理由とは?《前編》 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    FIREというと4%ルール。これを機械的に当てはめ「年間300万で暮らすには、最低7500万円ないといけない」と、あたかも投資の収益のみで生活していくことが当たり前のように語られます。 でも、私は思うのです。 「元の7500万円はいつ使うの?」と。 資産運用の目的って? 計画として「だけ」なら簡潔かつ完璧 収支均衡思想~資産は減ってはいけない~ 資産運用の目的って? 「収益のみで暮らす」、広く捉えれば資産運用の話だと思います。そして資産運用してると、どうしても手段が目的化しがちなとこってあると思います。 そして、資産運用の目的は「使うべきお金を使った上で、死ぬまで困窮しない」ということだと思うので、それが達成できるのであれば、「収益のみで」にこだわる必要性って来は無いはずです。 だから、ある程度の(元以上の)取り崩しも認める前提ならどうでしょう。例えば、年生活費が300万円とすると、

    【FIRE】収益「のみで」暮らそうとする理由とは?《前編》 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
  • お久しぶり。リタイア後4年半の現状。 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

    50歳でリタイアして4年半、更新が途絶えて2年近く。もう覚えておられる方も少ないとは思いますが、たまには現状報告をしたいと思います。 リタイアは続いているのか? 資産状況 趣味 当ブログについて リタイアは続いているのか? まず、もっとも重要な点として、「あのセイルってやつ、もしかしてFIRE卒業してねぇか?」という点があります。 というのも、一時期、FIREなるものが熱狂的に一部で取り上げられ、「FIREをしない・目指さない奴は社畜」的な勢いを誇っていたものの、何故かここ一年くらい? 急速に「FIRE卒業」というワードに置き換えられ、今度はFIREについての悪口がトレンドになったりしてました。なんじゃそれ? でも、ご安心下さい(何を?)。この間、私、セイルは仕事は全くしておらず、今後もする気など全く起こりません。この生活はずっと維持していきます。 ※なお、私自身、これまでFIREを名乗っ

    お久しぶり。リタイア後4年半の現状。 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!
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