こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。 偉大な政治家チャーチルの話を今日も続けます。 49歳で大蔵大臣に就任したチャーチル。紆余曲折を経ながらもこの若さで蔵相を担うことになったチャーチル。ようやく花開いたともいえる彼の政治人生ですが、ここから長い不遇の時代に突入していきます。 大蔵大臣として取り組んだ「金本位制度」のしわ寄せを受けた石炭産業がチャーチルに反発。炭鉱夫組合が全国ストライキを断行します。このストに勝利を収めるも、不況の深まりもあり、党内で孤立していくチャーチル。他の省の仕事への口出しや、好戦的な考え方・振る舞いが彼の孤立を深めていきます。 「嫌われ者」としての悪評がついていたチャーチルは、1929年を最後に要職に就くことはなくなりました。55歳の時でした。 「もっとも偉大な政治家」として後世に名を遺したチャーチルに「嫌われ者」という悪評がついていた。これは驚