今回のお題はSGI(Silicon Graphics, Inc.)である。前々回にも少し名前が出てきた。その前にもCray Inc.絡みでも名前が出てきている。 ちなみに先にお断りしておくと、SGIという会社は現在も存続している。ただしこちらの正式名称は“Silicon Graphics International Corp.”であり、この名称になったのは2009年のことである。 破産したSilicon Graphics, Inc.の資産をRackable Systemが買収するとともに、SGIの名称を生かすべく社名をSilicon Graphics International Corp.に変更したからだ。ちょうどSGIからCRAY部門を買収したTera Computer Co.がCray Inc.に改称したようなものだ。 今回の記事は2009年の旧SGIの破綻までを説明する。以降SGIと
Facebookは、Javaのコードを静的に解析してマルチスレッドプログラミングで発生するデータ競合のバグを発見するツール「RacerD」をオープンソースでリリースした。 アプリケーションのレスポンスを改善するうえで、マルチスレッド化は重要な選択肢のひとつです。 その一方で、マルチスレッドのアプリケーションは十分に注意深くプログラミングしないと、変数の値が予期しないタイミングでほかのスレッドから書き換えられるなどの問題が紛れ込みやすいものです。 しかもマルチスレッドに起因する問題は再現が難しく、一般に発見するのが困難です。 RacerDリリース:Facebookで1000以上ものバグを発見 Facebookは、こうしたデータ競合の問題を、コードを静的解析することで発見し、警告してくれるツール「RacerD」をオープンソースで公開しました。 Facebookの説明によると、RacerDはロッ
選挙のたびに話題になるのが、投票率。日本では「若者の政治離れ」が問題視されて久しいが、昨年6月から選挙権年齢が「満20歳以上」から「満18歳以上」に引き下げられたことで、若者の政治参加を促す必要性は増している。 諸外国に目を向けると、若者による政治参加が活発な国として挙げられるのがドイツだ。言論の自由をおびやかすようなことがあると集会などがすぐに起こり、デモクラシー(民主主義)の健全性に敏感なお国柄である。日本との差は何によって生まれているのか。その1つに幼少期から受けている政治教育がある。 小学生が「デモの手順」を学校で学ぶ 政治に限らず、ドイツの教育はとにかく「喋る」ことに小学校から重点をおく。発言の有無が成績にもつながるため、堂々と意見を表明することが「ごく普通」に身に付いている。喋る中身は玉石混交だが、何でも発言できること、そしてそれが排除されないことが徹底されている。デモクラシー
上杉周作 ビジネス・イン・ジャパン 2014/11/26 Tweet この記事はPatrick McKenzieさんが2014年11月7日に投稿されたDoing Business in Japanという記事の和訳である。世界的なギークコミュニティーのHacker Newsでは異例の800ポイント以上を獲得したが、はてブを見る限り日本では殆ど読まれていないようなので、日本語の練習がてら翻訳することにした。むろんPatrickさんの承諾は得ているし、彼は日本語も堪能なので、一通り拙訳にも目を通してもらった。 Patrick McKenzieさん (Twitter: @patio11)はアメリカ出身、日本在住歴10年(岐阜→東京)のエンジニアである。著名なブロガーでもあり、現在は独立して日本国外向けにソフトウェアビジネスをしている彼は、ぼくにとって雲の上の存在だ。 あらかじめ断っておくが、原文は
一年以上好きな人とデートしてきたんだけど なんかすごくズレを感じたって話 私は某国公立大理系学部生で、毎日楽しく勉強している。相手も同じ国公立大の院生さん。 それで、双方が今どんなことやってるかどんなこと学んでるかって話になったんだけど、まー話が合わなくて ざっくり言うと私が工学の応用的なジャンルやってて相手が理学の理論的なことやってる 私は相手の研究のこと聞いても全然ピンとこなかったし、相手も私がすごく面白いと思ってる講義のこと言ってもあんま興味ない感じだったよ... ここにズレがあるのはやばいですかね...わかりたかったしわかってもらいたかったよ...もうこれは2回目のデートはないですかね。
好きなんである。宮崎駿が。 実は映画はそうでもない。 特にハウルとポニョは、何度も挑戦したが、 何がなんだかわからない。 映画の100倍、この人自体が面白い。 映画でしか触れないのは勿体ない、 という事で、 関連書籍をほぼ読破した自分が、今回は 巨匠が作成した「企画書」を紹介しようと思う。 最初に思ったのは、 「宮崎駿も企画書とか作るんだ・・・。」 まさかパワポ?と思ったが、 もちろんそうではない。 全て手書きである。文章のみ。 しかしこれがものスンゴい。 情熱がほとばしる、美文。 そして何より、 「企画書通りの映画になってる。」 という驚き。 企画意図の部分のみを 抜粋して紹介する。 時代背景を思い出しながら、見てもらいたい。 「耳をすませば」企画書(1993年3月) 混沌の21世紀の姿が、次第にはっきりしてきた今、日本の社会構造も大きくきしみ、ゆらぎ始めている。時代は確実に変革期に入り
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