ただ、その一方でトランプ大統領のイランに対する対決を辞さない姿勢は批判を呼び、米国はイランとの戦争に突き進むのではないかとの懸念も広がっている。 下院情報特別委員会のアダム・シフ委員長(民主党)は19日、記者団に対し、タンカー攻撃がイランによるものであることは「ほぼ疑いない」とし、この情報は「非常に有力だ」と述べた。 しかしシフ委員長は、トランプ大統領によるイラン核合意からの離脱と、厳しい対イラン制裁を考慮すればイランの行動は「予想できた」とも発言。米国は同盟国と連携して「船舶輸送を守る」必要があるが、イランとの戦争になれば「実に壊滅的」な結果を招くだろうと指摘した。 上院情報特別委員会の民主党筆頭理事、マーク・ワーナー議員は18日、「引き続き最新情報を収集しているところだが、イランによるものだと思う」と述べた。同議員はその上で、「大統領が事実に反することをツイートしてきた現政権」と取引す