日本共産党の松竹伸幸氏除名問題について、弊ブログは松竹氏の安全保障政策には賛成できないとの保留をつけつつも、一貫して松竹氏寄りの立場から意見を発信している。 その大きな原因として、私自身がかつて勤めていた企業の中で、人事権を持つ人間(部長)の理不尽な人事権の行使によって痛い目に遭った経験を持っていることが挙げられる。権力にやられた痛みはやられた者にしかわからない。だから具体例を挙げて申し訳ないけれども、松竹氏の問題する村野瀬玲奈氏、立民の泉健太代表が東京15区で井戸まさえ氏をなかなか衆院東京15区総支部長に再任しない件に関するnaoko氏などの意見を拝見すると、お二方ともおそらく人生においてご自身が属する組織において理不尽な人事権行使などを被った経験をお持ちでないのだろうなと推測する。仮にそうだとするとうらやましい限りだ。現在弊ブログのコメント欄でフルボッコになっているさるお方に対しても似
「特別軍事作戦」の支持者集会に出席したプーチン露大統領=モスクワで2023年2月22日、スプートニク通信提供・ロイター ロシアのウクライナ侵攻から1年が過ぎた。私は昨年秋、両国を仲介するトルコと、ウクライナの隣国で多くの避難民を受け入れるモルドバで現地調査を行い、長年続けてきた和平調停に関する研究も踏まえ、本(「ウクライナ戦争をどう終わらせるか」岩波新書)を出版した。 欧米の関心と外交はウクライナに集中しているが、中東やアフリカ、南米など「グローバルサウス」と呼ばれる第三世界の国々もカギを握っている。 日本が気候変動や干ばつ、感染症などグローバルな課題で第三世界を支援することで「味方」を増やせれば、戦争終結に向けた影響力も発揮できる。 カギは第三世界 ロシアはウクライナ東・南部4州を憲法改正で自国領土とする一方で、ウクライナはクリミアと東・南部4州を軍事的に奪還するまで交渉を始められないと
シリア難民キャンプで暮らす男の子。衣類が不足しているため、冬でも靴下をはいていない=レバノン北部アッカール県で2023年2月8日、真野森作撮影 政治・経済の両面で危機的状況が続く中東の小国レバノンはシリアとイスラエルに隣接し、人口比で世界最多となる150万人もの難民を抱える。その大半を占めるシリア難民は、ロシアの「もう一つの戦争」であるシリア内戦から逃れた人々だ。昨年2月からはロシアのウクライナ侵攻による穀物や燃料の価格高騰が加わり、苦境にあった難民の暮らしはさらに追い詰められている。【ベイルートで真野森作】 氷点下の難民キャンプ、暖すらとれず 「ウクライナの難民はこちらよりは良い暮らしを送っているのでしょう。国際社会は私たちにも思いやりを持ってほしい」 2月上旬、レバノン東部ベカー平原バルエリアスにあるシリア難民キャンプの一つで、シハムさん(37)は疲れた様子で訴えた。夫は2年前に新型コ
ヨルダン川西岸地区にはいくつかの強硬派の入植地があり、住民によってパレスチナ人の土地や財産に対する破壊活動が頻繁に行われている。(AP) 一連の出来事は、長く続くイスラエル・パレスチナ間の紛争に対する従来の米国のアプローチにおける限界を浮き彫りにしている ヨルダン川西岸地区にはいくつかの強硬派の入植地があり、住民によってパレスチナ人の土地や財産に対する破壊活動が頻繁に行われている ヨルダン川西岸地区ハワラ:月曜日、イスラエルはヨルダン川西岸地区に兵士数百名を追加で派遣した。 前日に、パレスチナ人男性がイスラエル人2名を射殺し、一方で入植者がパレスチナの町で暴徒化し、家や車に放火するなど、過去数十年で最悪の暴動を起こしたことを受けての措置だった。 暴動への対応はイスラエルの右派政権内の不一致を明らかにした。 ベンヤミン・ネタニヤフ首相が冷静さを呼びかける一方、連立与党のメンバーは暴動をパレス
2023年2月25日、入植者が村で自動車に火を放ったと伝えられた後、ブリン村で入植者とパレスチナ人が衝突した。その中で武装したイスラエル人がジェスチャーしている。(ファイル/AFP) アラブニュース ジェッダ:イスラム協力機構(OIC)の事務局長は27日、イスラエルに対して罰を与えていないことが同国の行動を助長し、パレスチナでの「犯罪」が続いく原因となっていると主張した。 ヒセイン・ブラヒム・タハ事務局長は、ジェッダで開催された OIC 執行委員会の臨時会議で発言し、ヨルダン川西岸地区の街ナブルスとパレスチナ全土で最近エスカレートしている暴力行為について話し合いう必要があると訴えた。 一連の能力行為によりパレスチナ人11人が犠牲となり、さらに数十人が負傷している。 「イスラエルは犯罪を犯し続けており、国際社会の目の前でパレスチナの地に入植地を保持する体制を恒久化させている」。タハ事務局長は
沖縄県宮古島市議だった石嶺香織さん(42)が、産経新聞社のインターネット記事で名誉を傷つけられたとして、同社に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、名誉毀損を認め、11万円の支払いと記事の削除を命じた。 判決によると、2017年3月22日に公開された記事は、石嶺さんが県条例に違反して県営住宅に入居していると示唆した。古庄研裁判長は、不正入居の事実はなく「基本的な事項について取材を尽くしたとは認められない」と指摘。記事のページビュー数が4万件を超えており、社会的評価の低下の程度は大きいと判断した。 石嶺さんは17年10月の市議選で落選した。28日の判決後、東京都内で記者会見し、記事公開後にバッシングにさらされたと説明。「デマは罰せられると示せた」と話した。 産経新聞社広報部は「判決内容を精査し、対応を検討する」とコメントした。
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1月下旬、米空軍航空機動司令部のマイク・ミニハン司令官が同僚に送った内部メモがメディアに漏れ、米国内で大きな話題となった。その数日後の2月2日、米国防総省は中国の偵察気球の米領空飛来を発表。米軍機がサウスカロライナ沖で気球を打ち落とし、その後も3つの飛行物体を撃墜するなど一連の「気球騒動」が巻き起こった。 国防総省は「(同司令官の発言は)国防総省の見解を代表するものではない」と強調したが、同司令官は19年からの2年間、インド太平洋軍副司令官を務めた人物。全く根拠のない仮説とも思えない。 ワシントンの米政府関係者に所感を聞くと、「25年前後に米中戦争が起こる可能性を示した内部リポートは確かに存在する」と教えてくれた。米政府は独自の研究部隊を持ち、未来の地政学的リスクを予測し、軍戦略の参考にしているという。 未来予測に用いる手段の一つが「囚人のジレンマ」で知られるゲーム理論だ。共犯者2人を別の
今の会社にとどまるか、転職や独立で別の世界に飛び込むか。40、50代で自分のキャリアの先行きに悩む人は少なくない。 大手メーカーの研究職、高橋賢一さん(50代後半、仮名)もその1人だ。企業の研究者として技術の製品化に取り組み、実績を上げてきた。しかし40代後半で研究の一線から外れ、今は部下を持たない「部下なし管理職」として工場での監査業務に就いている。 会社で仕事へのやりがいを見出せなくなった高橋さんが、半歩だけ外の世界に踏み出すまでを追った。 「皆さん頑張って部長になってください」 関西出身の高橋さんは、地元の中高一貫校を経て国立大の理系学部に進学。学生時代はバイオエタノールの研究に打ち込み、生物化学の分野で大学教員になることを目指していた。だが、家庭の経済的な理由で、大学院進学は諦めざるをえなかった。 1990年代初め、高橋さんは大手メーカーに研究職として入社する。就職氷河期に入る直前
開戦から1年の節目で思うことは、世界から平和主義者がいなくなったという事実であり、それへの悲嘆の気分だ。平和の価値が軽んじられ、平和へのコミットが失われている。アメリカ発の戦争プロパガンダが西側全域を覆い、人々の意識と態度を変えてしまっている。日本もそうだが、欧州のその変化が凄まじく、ユネスコ憲章の精神を根本から裏切って否定する人間に欧州人が変わってしまった。そのことに強い落胆と憤懣を覚える。20年以上前だろうか。筑紫哲也がベルリンのホロコースト記念博物館を訪ねて紹介した特集があった。歴史認識がどんどん右傾化する日本の状況に警鐘を鳴らしつつ、逆にドイツの方は戦争への反省を深め、加害と犠牲の歴史を忘れないよう真摯に努めているという平和主義の動きを伝えていた。 日本と欧州のコントラストが浮き彫りにされ、欧州の健全さに安堵を覚え、羨ましく感じられた報道だった。ドイツと欧州の市民の思想がどんどん9
※和歌山県南部の海岸線の国道42号線を和歌山市から新宮市へ向けて車で走っていると、太平洋熊野灘に流れ込む古座川河口に架かる橋の右岸袂に、そこに建てられている事を知らなければ気付かずに見過ごしてしまうように、第五福竜丸建造地を示す石碑が建てられている。 ※2024年は第五福竜丸ビキニ被爆事件70年。1月22日は核兵器禁止条約発効3年目。原水爆禁止高知県民会議(旧総評系)と高知県原水爆対策協議会(共産党系)は1960年代に対立し別々に運動してきたのを解消し、原点に立ち返って共催する。中央組織も大所高所から見直し見習うべきだ。 ※2020年3月30日、ビキニ環礁水爆実験で被曝した高知県の元漁船員やその家族ら12人が、被曝と健康被害の因果関係を認めず、労災保険にあたる船員保険を不認定とした全国健康保険協会(東京都)に対し、処分の取り消しを求めて高知地裁に提訴した。さらに2人を加えた計14人が同時に
「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazon僕の初の単著『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』が本日発売。宣伝記事を書きたいのだが、内容紹介に関してはすでにしっかりとした記事を書いているから、今日は『SF超入門』ができるまで、と題して、企画からどのようにして現在の構成にきまり、完成までに何があったのかを簡単に振り返っていこうかなと。そもそも僕はこういう制作振り返り系ドキュメンタリーが大好きなのだ。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 『ホドロフスキーのDUNE』とか、最近だとNetflixで公開されたLeague of Legendsのアニメ『Arcane』の制作ドキュメンタリーがYouTubeに上がっていて、これも大好きだ。完成品だけみるとあ〜おもしろかった。よくできていたな/できていなかった
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